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【プロ野球】

嶋が左手骨折 全治1カ月以上か…前半戦復帰微妙

2016年5月20日 紙面から

1回表の守備で左手首を負傷した嶋(右)を、心配そうに見詰める梨田監督=18日、盛岡で

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 楽天の嶋基宏捕手(31)が19日、左手豆状(とうじょう)骨骨折、左手三角骨亀裂骨折と診断され、出場選手登録を外れた。18日のオリックス戦(盛岡)の1回の守備で、ファウルチップを左手首付近に受けて退き、仙台市内の病院で診察を受けていた。球団によると全治は未定だが、少なくとも1カ月以上かかる見込みで、前半戦の復帰も微妙だ。

 今季はここまで37試合に出場し、打率2割8分6厘、1本塁打、11打点。正捕手としてだけでなく、主将としてチームをけん引してきており、長期離脱で与える衝撃は甚大だ。18日のオリックス戦も、嶋が退いた直後の2回から則本がイニングまたぎの9連打、自己ワーストの10失点と打ち込まれた。梨田監督は「則本はエース。捕手のせいにはできない」と話したが、嶋不在が多少なりとも影響を与えたことは間違いない。

 チームは現在、4連敗中で借金8。チーム防御率はリーグワーストの4・54と防御に大きな不安を抱えている。嶋の長期離脱で、いよいよ歯止めがきかなくなりそうだ。 (竹下陽二)

 

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