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【プロ野球】

涌井が負けた 134球完投実らず 開幕連勝5でストップ

2016年5月20日 紙面から

ロッテ−西武 6回表、中村(左)に勝ち越しソロを浴びた涌井=QVCで

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◇西武2−1ロッテ

 西武が4月9日以来の連勝。高橋光は再三走者を出しても粘り、6イニング1失点で今季初勝利を挙げた。打線は0−1の5回に金子侑の左前打で追い付き、6回に中村の8号ソロで勝ち越した。ロッテの涌井は打線の援護がなく初黒星。

     ◇

 ロッテのエース涌井が天敵に屈した。1−1の6回だ。西武戦今季初登板で、中村に痛恨の決勝アーチを浴びた。3年連続で通算5本目となる屈辱。昨季は2本の逆転弾を浴びた苦手な相手に、またしてもおかわりされた。チームは4回にナバーロが先制適時打。だが、涌井が5回2死から鬼崎、金子侑の連続安打で同点にされた。試合後の涌井は「きょうは1−0で勝たないといけないゲーム」と強調したが、結果は無念の逆転負け。中村の本塁打については「簡単にいってしまった。それだけです」と言葉少なだった。

 開幕5連勝と絶好調だったが今季初完投の力投も及ばず初黒星。昨季から続いていた涌井が先発した試合のチーム連勝は、CSを含め12、涌井自身の連勝も9でストップした。エースの不敗神話が総崩れした。 (小林良二)

 

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