ポケットモンスター最新作サン・ムーン(以下、SM)の発売が2016年11月18日に決定し、準備を始めている人も多いのではないでしょうか。
私もその一人で、久しぶりに3DSを開いてXY・ORASの頃のパーティ構成を振り返っています。
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本日は、そんな私のポケモン達をご紹介します。
注意
3値や隠れ特性など、ちょっと対戦向けなワードが出てきます。
HP、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさは順番にHABCDSで表現している箇所がございます。
記憶が曖昧で努力値をどのくらい振ったか思い出せない子もいるため、細かい数値は明記していないポケモンもいますのでご了承ください。
それでは見ていきましょう。
ゲッコウガ
アニメでもサトシの心強いパートナーとしても活躍しているポケモンで、スマブラなどに参戦をするほどの人気です。
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「御三家」と呼ばれる、ゲームの最初でもらえる3匹の中の1匹ですが、攻撃する技のタイプに変化するという隠れ特性の変幻自在と高いSの組み合わせが非常に強力です。
XYの頃は特殊型が人気でしたが、ORASで強力な物理技を手に入れたことにより物理型や両刀型も数を大きく増やしました。
私が最も使用している構成はこちら。
ASぶっぱの最速
ダストシュート、けたぐり、冷凍ビーム、蜻蛉返りorハイドロカノン
持ち物:達人の帯
物理メインでも冷凍ビームは外せませんね。
変幻自在により一致で1.5倍、達人の帯でさらに1.2倍の冷凍ビームならば下降補正無振りでもガブリアスやメガボーマンダ、ランドロスといった強力なポケモンを確定1発で倒せます。
スカーフや襷、メガネに珠、それにチョッキなどなど、ゲッコウガに持たせたいアイテムは多いですが、私は達人の帯です。
種族値的にはACともにそこまで高くないため火力の底上げは必須ですが、そのために行動を縛りたくはないので鉢巻やメガネは個人的にはゲッコウガに使用したくはありません。
珠も悪くはないものの、変幻自在により多少の攻撃なら半減で耐えられるというのもあり、耐久を必要以上に削りたくはないので帯にしています。
この構成のゲッコウガでは蜻蛉返りを採用する場合が多いですが、気分転換でハイドロカノンを入れて遊ぶこともあります。
ネットを通して相手の驚きが伝わってきますね。なお、勝利にはつながらない模様。
主な役割対象はドラゴン、フェアリー系とバンギラスです。
特殊型ゲッコウガに対しては優位に立てるため、バンギラスは対面すると居座る場合が多いです。
けたぐりで狩ってあげましょう。
ガブリアス・ランドロスがスカーフや襷を持っている場合は返り討ちにされるのでご注意を。
ちなみにゲッコウガは特殊型も2匹ほど育成しており、同じ相手と連戦する際などは使い分けたりもしています。
ファイアロー
炎・飛行という優秀な攻撃範囲を兼ね備えたいわゆる「序盤鳥ポケモン」です。
飛行タイプの技を全て先制技にできる疾風の翼というこれまたぶっ壊れな隠れ特性を持っています。
このポケモンのせいで、BW世代で猛威を振るっていた格闘タイプが大きく数を減らしました。
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飛行タイプ威力120のブレイブバードが先制で飛んでくるわけですから、襷で一撃を耐えられるようにするなどの対策が必須となるわけです。
私の構成はこんな感じ。
AぶっぱでHは16n-1、残りはBで、性格の下降補正はS
ブレイブバード、羽休め、オーバーヒート、追い風or蜻蛉返り
持ち物はあおぞらプレートor命の珠
炎・飛行ということで、ステロ持ちが相手にいれば必ず撒かれますのでHの調整は16n-1にしてあります。
フレドラでなくオーバーヒートなのは物理受け、主にナットレイ用です。
常に先制(優先度1)なので、Sにはあえて振っていません。
先制技同士では抜かれるかもしれませんが、それでアローが1撃で落とされることはそうそうありませんし、だったら耐久に振りたいなという考えです。
加えてオバヒを撃つ場面もあり、Cに下降補正はかけたくないため、Sには犠牲になってもらいました。
「疾風の翼」は攻撃技以外にも適用されるため、羽休めや追い風を先制で使えるのはかなり助かります。
パーティの構成によって、技を追い風か蜻蛉で変えています。
役割対象は草・虫・格闘全般。
あとはバトル終盤でのお掃除に使用する場合が多いです。
他のポケモンの攻撃によって消耗している相手ポケモンを、優先度という名の暴力で蹂躙してあげましょう。
ガブリアス
DP時代から約10年もの間トップメタに君臨し続けるポケモン界の頂点。
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地面・ドラゴンという広い攻撃範囲と高いA、強ポケモンがひしめく100属を抜ける102という絶妙なS、4倍弱点にもかかわらず不一致めざ氷は耐えるくらいの耐久、特殊型も選択肢にあり得る程度のCなど、全ての数値が非常に高いバランスで成り立っています。
XYからはドラゴンに強いフェアリーという新タイプが登場しましたが、ガブリアスを駆逐するには至っていない現状ですね。
ASぶっぱの最速
地震、逆鱗、毒突き、身代わり
持ち物はラムの実
ドラゴンに強いフェアリーの中でも、いやらしさに定評のある糞鍵(クレッフィ)、エル糞(エルフーン)。
変化技を先制で撃てる悪戯心という特性を武器に、電磁波・威張る・身代わりでストレスの原因になるこれらのポケモン。
こいつらを駆逐するためのラムガブです。
糞鍵には地震、エル糞には毒突きで返り討ちにしてやりましょう。
相手が壁張り型でなければ初手身代わりも有効ですよ。
というわけで役割対象は主にこの2匹ですが、高い種族値からの一致地震・逆鱗で大抵のポケモンと互角以上に戦えてしまいます。
「とりあえず困ったらガブを入れておけ」と、友人も語っていましたがその通りですね。
ウォッシュロトム
ここまでアタッカー3匹を紹介してきましたが、このロトムは私のパーティ唯一のサポート要因です。
先に構成から。
図太いHBベースの物理受け
ボルトチェンジ、ハイドロポンプ、電磁波、怪しい光
持ち物は食べ残し
弱点が草のみという優秀な耐性を持つ物理受けです。
「目には目を、害悪には害悪を」ということで、害悪ポケモンに苦しめられ続けた私が殺意の波動に目覚めて育てたポケモン。
不利相手でも電磁波+怪しい光で運ゲーに持ち込み、ハイドロポンプを非常に高い確率で命中させる恐ろしいほどの自覚持ちでもあります。
とはいえそんな運任せプレイがメインではなく、相手の高速アタッカーの動きを鈍らせるのが主な役割です。
主な役割対象はメガボーマンダ。
ロトムが倒れた後、ゲッコウガで確実に勝てるようにするため電磁波を撒いておくのがお仕事です。
メガマンダは竜舞でゲッコウガを抜いてきますからね。
舞われた状態で手持ちに元気なロトムがいなければその時点でほぼ降参します。
エースポケモンたち
ここまで紹介してきた4匹はどれも「厨ポケ」と呼ばれるようなド定番ポケモン達ですが、私のパーティの「エース」ではありません。
これから紹介する3匹がエースポケモンです。
ちなみに対戦においては、先に紹介した4匹は確定で、残り2匹の枠をその時の流行りや傾向に合わせてエース3匹から選ぶようにしています。
それでは見ていきましょう。
バクオング
まずは構成から。
Cにぶっぱしつつ、残りはDを多めに、HとBにはほんの少し
ばくおんぱ、大文字、吹雪、気合い玉
持ち物はとつげきチョッキ
別名「ばくおんぱ撃つマン」です。
ばくおんぱとは、ノーマルタイプ・威力140・命中100・身代わり貫通という恐ろしい性能の技です。
バクオングはこんな技をノーリスク、タイプ一致で撃てる貴重なポケモンなのです。
ちなみに威力だけならCの高いペラップの方が上です。
しかしバクオングは隠れ特性「きもったま」により、ゴーストタイプのポケモンが相手でもノーマル・格闘タイプの攻撃を当てられます。
ノーマル技は岩・鋼以外では等倍、岩・鋼には格闘が抜群ですので、全てのポケモンに等倍以上の攻撃ができます。
Dに厚く振っているうえ、チョッキの効果で特殊受けとしても活躍してくれます。
格闘が弱点で種族値も全体的に高くはないので、物理アタッカーと対面したらさっさと引きましょう。
役割対象は物理受けポケモン。
ロトムで敵の足を遅くして、ばくおんぱで相手を削り、高速アタッカーでお掃除というのが勝ちパターンですね。
自覚の無い子なので、害悪ポケモンには手も足も出ないというパターンが多いです。
ばくおんぱが身代わり貫通とはいえ、糞鍵には半減されてしまうのがつらいところ。
相手にいやらしいポケモンがおらず、正面から「力と力のぶつかり合い」ができるような場合には選出安定です。
カラマネロ
悪・エスパーという珍しい組み合わせのポケモンで、ステータス変化がひっくり返る「あまのじゃく」という面白い特性を持っています。
Sにぶっぱで残りはHとA
馬鹿力、はたき落とす、サイコカッター、空元気
持ち物はとつげきチョッキ
構成はこんな感じです。
種族値は100超えが一つもないという悲しみを背負っていますが、「馬鹿力」で攻撃と防御を1段階ずつ上昇させながら戦うことができます。
耐久が脆くてチョッキによる強化が必要なため、バクオングとの同時選出はできません。
あまのじゃくによるステータス変化の反転は「状態異常による能力下降」には適用されないので、火傷を狙ってくる相手対策で空元気は欲しいですね。
はたき落とすやサイコカッターは一致で撃てるためかなりの高火力になります。
役割対象はギルガルドやクレセリア。
キングシールドをされればこちらの攻撃が2段階上昇しますし、チョッキ持ちカラマネロに対してクレセリアには有効打がありません。
ゆるりと起点にさせてもらいましょう。
ペロリーム
持ち物を消費すると素早さが2倍になる「かるわざ」という特性をもっており、「使っていて楽しいポケモンランキング」堂々の第1位です!!(※個人の感想です)
Aはぶっぱで、Sは「かるわざ」発動時にメガライボルト抜き調整、残りはHに
はらだいこ、じゃれつく、ドレインパンチ、どろぼう
持ち物はオボンの実
腹太鼓で攻撃を最大まで上昇→HP半減でオボンむしゃむしゃ→かるわざ発動という定番コンボです。
これまでのパーティでメガライボルトが非常に重たかったため、そこを意識してのS調整です。
ドレインパンチは威力高めな回復ソースで非常に優秀です。
はたき落とすを覚えないため、代わりに泥棒を覚えさせていますが、持ち物を奪ってしまうとかるわざ効果は消えてしまうので使いどころに要注意。
物理受けですら、正面から力で消し飛ばす圧倒的火力は気持ち良いです。まさに「力こそパワー」。
というわけで役割対象はポリゴン2、メガライボルト、クレセリア、ギルガルド、ガブリアス、ガルーラなどなど。
役割対象と言いつつ、対面で必ず勝てるというわけではありません。
腹太鼓をした状態で対面した時を想定しての対象なので、その状態に持っていくのは他の子のお仕事。
ペロリームを出せば相手は当然腹太鼓を警戒してくるため、どれだけ安全な状況に持ち込めるかが鍵です。
好きなポケモン
エースとなっているバクオング、カラマネロ、ペロリームはどの子も「種族値が高い」とはお世辞にも言えないポケモンです。
しかし、特性や技のユニークさ、組み立てていた戦略が綺麗にハマった時の快感は格別です。
ポケモンSMでも「使っていて楽しい」ポケモンを主体にパーティを組んでいきたいものです。
最後に
いかがだったでしょうか。
興味のない人からすればよくわからない長文記事、詳しい人からすれば穴だらけなパーティ紹介だったことでしょう。
もしもこの記事で「ポケモンって面白そうだな」と興味を持ってくれた人がいましたら、SMを買ってぜひ対戦しましょう!
発売まで何もしないで待っているのも退屈でしょうし、半年間はXYやORASで既存ポケモンを育てて待つのも良いと思います。
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また近いうちに、私がこれまで育成してきた子たちの紹介をさせていただきます。
20周年という大きな節目ですし、これまで全くやってこなかった人も、初代しかやったことがないといった人も、これを機会にポケモンで遊んでみてはいかがでしょうか。
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それではまた。