4月の失業率3.9% 若年層は10.9%に悪化=韓国

【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が11日発表した雇用動向によると、4月の失業率は前年同月と同じ3.9%だった。若年層(15~29歳)の失業率は同0.7ポイント悪化し10.9%となった。失業率の基準が変更された1999年6月以降、4月としては最も高い。2月から3カ月連続し月ベースで過去ワーストを更新した。

 失業率の統計には表れない、アルバイトをしながら就職活動をする人や入社試験に備える学生などを含めた雇用補助指標をみると、「体感失業率」は11.1%だった。

 4月の就業率は前年同月と同じ60.3%だった。就業者数は2615万3000人で、前年同月に比べ25万2000人増加した。

 統計庁の雇用統計担当者は「製造業の就業者の増加幅が大きく鈍化した。構造調整の影響」とした上で、「下半期の造船業界の低迷が雇用にどんな影響を与えるかを見守らなければならない」と述べた。

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