色とりどりのハナショウブが咲き誇る「花しょうぶまつり」が２０日から愛知県碧南市で始まり、訪れた人たちが美しい花を楽しんでいます。
花しょうぶまつりは碧南市にある油ヶ渕遊園地周辺で毎年開かれているもので、広さ約２ヘクタールの敷地に計１１０品種、３万株のハナショウブが植えられています。
園内では青紫色の「春の海」や黄色い「愛知の輝」などの品種が咲き始めていて、訪れた人たちが散策しながら美しい花を楽しんでいました。
市の観光協会によりますと、５月に入って気温の高い日が続いたことから例年に比べて開花は１週間ほど早いということです。
近くに住む女性は「散歩がてら、毎日、来ています。まだ花は小さく少ないですが、これからが楽しみです」と話していました。
「花しょうぶまつり」は６月１９日までで、６月上旬ごろ見ごろを迎えるということです。