おすすめマンガをご紹介。
真っ直ぐに、一流を目指すジャズプレーヤーの姿。
ジャズに心打たれた高校3年生の宮本大は、川原でサックスを独り吹き続けている。
雨の日も猛暑の日も毎日毎晩、何年も。
「世界一のジャズプレーヤーになる…!!」
努力、才能、信念、環境、運…何が必要なのか。
無謀とも言える目標に、真摯に正面から向かい合う物語は仙台、広瀬川から始まる。
「BLUE GIANT」はジャズプレーヤーの若者たちを描いた、新感覚の青春・音楽マンガ。文句なしの名作。黙って全巻買っちゃってください。
主人公・大の態度にしびれます。名言だらけなんですが、ここは特にしびれたので引用。
す!すみませんでした……!!
捜索をしている方は漏れなく「ドキッ」とする言葉ですよね、これw
いやほんと、大さんの言うとおり……悩んでいる暇などないのです。そんな暇があるなら、練習して、舞台に立つべし。
悩むな、突き進め。
石塚真一は、「岳」という名作も手がけています。こちらは「山岳救助」がテーマ。
秋の北穂高岳。登山中の中年男性・黒岩が、雪に足をとられて崖から転落、腕を骨折して動けなくなってしまった。山麓の警察署では下山時刻が遅れていることから、山岳遭難防止対策協会のボランティア・三歩に救助を要請することに。見かけは頼りなさそうな三歩だが、ヒマラヤや南米の山を歩いてきた経験豊富な救助員で…
主人公のイメージは「BLUE GIANT」と似ている部分があり、「純粋な情熱で迷わず突き進む」人間像として描かれています。
ぼく、この種のタイプの主人公大好きなんですよね。
やっぱり人間って、くだらないことで悩むじゃないですか。
ぼくもそうですが、悩みがちな人は、「悩んでいる自分」が好きなんでしょうね。弱い人ほど悩む傾向があるのは、悩むことが、「癒し」になるからなんです。
「岳」「BLUE GIANT」を読むと、そういうくだらない、弱い自分は吹き飛びます。まさに「悩む資格」なんてないことに気づきます。で、重い身体を持ち上げて、前に淡々と進んでいくわけです。
良いマンガとの出会いは、人生を変えてくれますよ。最近マンガ読んでいない方はぜひポチッとどうぞ。スマホでも読めますんで。
ついでにいうと、登山マンガは名作が多いです。打ち震えますよ〜。