名古屋を拠点にするアイドル・SKE48の元メンバーで、グループ卒業後に名古屋大学経済学部に現役合格した菅(すが)なな子さん(19)が今春、自身の受験体験をまとめた「アイドル受験戦記」(文芸春秋、税別1200円)を出版した。

 菅さんは中学3年のとき、約6千人が応募したSKE48の新メンバーオーディションを突破。加入後は、数十人いるグループ内でも指折りの「選抜メンバー」に入ったり、NHK紅白歌合戦の舞台に立ったり。華やかなキャリアを重ねた。

 その一方で、中京大中京高(名古屋市)2年の2学期、「アイドルとしての限界やマネジメントされる側から『する側』へ魅力を感じるようになった」といった理由から、大学を目指してグループを離れることを決断した。

 著書では、「模試で数学0点」から右肩上がりに成績を伸ばした軌跡や勉強法などがつづられる。とりわけ強調するのが「時間」への思いだ。