東海 NEWS WEB

ニュース詳細
世界農業遺産長良川にあゆ放流

05月20日 09時33分

世界農業遺産長良川にあゆ放流

3005420881_20160520094956.mp4

鵜飼いなど、昔ながらのあゆ漁が今も営まれている岐阜県の長良川が新たに世界農業遺産に認定されたことを受け、19日、関市で、あゆの放流が行われました。
これは、長良川で漁を行う漁業協同組合が行い、関市など流域の自治体関係者や小瀬鵜飼の鵜匠など約20人が参加しました。
はじめに、関市の尾関健治市長が「川の恵みを後世につなぐことができるよう努めたい」とあいさつしました。
そして、参加者たちはあゆの稚魚を入れたバケツをそっと傾けて、川に放していました。
岐阜県の長良川の上中流域は去年12月、清流を維持しながら伝統のあゆ漁などを営む流域の暮らしが評価され、「世界農業遺産」に認定されています。
長良川中央漁協の尾藤義昭組合長は「多くの釣り人に足を運んでいただいて、長良川の美しさと、おいしいあゆを楽しんでほしい」と話していました。
岐阜県関市と美濃市の長良川では6月、あゆ漁が解禁されます。

東海のニュース

新着ニュース

このページの先頭へ