メディアECの実施を検討しているけれども、
自社のサービスに本当にはまるのか、
そもそも成功している企業はあるのか、
など懸念点は多く存在するかと思います。

メディアEC(コンテンツマーケティング)
については、海外では既に当たり前の
手法になりつつあり、
数多くの事例が輩出されています。

今回は、海外事例をそれぞれの成功ポイントと
合わせてご紹介いたします。

【コンテンツ×定期購入】BIRCHBOX

BIRCHBOXは、高級ブランド化粧品のサンプルを詰めた箱
を毎月10ドル販売する定期購入サービスで、
ユーザーは最新の化粧品を気軽に試すことができます。

創業からわずか数年で20万人以上のユーザーを獲得している、
急成長中のサービスです。

毎月届くサンプルは申し込み時のアンケートによって
カスタマイズされており、ユーザーは髪や肌のタイプ、
美容に関する悩みなどを入力します。

美容のプロによるお役立ちコンテンツ集

BIRCHBOXのWEB サイトには、
美容のプロによる記事や動画が多数アップされています。

オンラインマガジンでは、
美容テクニックの紹介や美容関連をはじめ、
ライフスタイルや芸能関連のニュース・トレンド情報などが
紹介されており、動画では届いたサンプルの使い方が学べます。

ユーザーはウェブサイトを頻繁にチェックしていれば、次から次へと新しい美容テクニックを身につけることができるようになっています。

【コンテンツ×EC】thrillist

Thrillistはニューヨーク在住の男性向けの情報メディアとして立ち上がりました。即座に人気のメディアとなり、ニューヨーク以外の7都市にも範囲を広げ、9,000万ドルの収益を上げるほどに成長しています。

元々はバナー掲載や記事広告などによる、
広告収益がメーンのビジネスモデルでしたが、
2010年からは男性向けのECサイトJackThreadsを買収し、
コラムを読んでいるユーザーを
自然にECへ送客する事で更に売り上げを伸ばしていきました。

複数の出口を持ったライフスタイルWEBマガジン

記事は食・旅行・健康・街などのカテゴリーに分かれており、
記事上でリンクをクリックすると紹介されている飲食店を予約できたり、
ECに遷移して商品を購入できたりと出口が複数存在しています。

メディアとECの融合を目指し商材をファッションからスタートさせたthrillistですが、現在はスマフォグッツを始めとしたガジェット系のアイテムまで広げています。

ライフスタイルに沿っているというコンセプトを崩さない事が、
更に別カテゴリーへの広がりも期待できそうです。

時代を追いかける日本のEC業界の打ち手とは

おおげさには日本より10年進んでいると言われているアメリカですが、
ユーザー心理の進化(広告ブロック)や情報量の変化(スマートデバイスの台頭)については、より早いスピードで日本に訪れています。

今回ご紹介した2サイトの特徴は、
価格をメーンに押し出して売り上げを伸ばすのではなく、
ユーザー目線の情報発信し、
自社のファンになってもらった後に適切な金額で買い物を
してもらっている所です。

売り手の目線より、買い手の目線、
もの消費よりこと消費が求められている今、
是非メディアECに取り組んでみては如何でしょうか。

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