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<AIBOとQRIO、復活なるか>
その場合の製品やサービスのイメージについて北野氏は「計画はあるが答えられない」とした。AIをソニーの成長分野とするとの社内での合意の有無について同氏は、「平井(一夫社長)、吉田(憲一郎副社長)からもこれで突っ走るとエンドース(承認)されている」と強調。コジタイ社への投資は「ファースト・ステップ」(北野氏)として、第二弾、第三弾の展開が今後あることを示唆した。
ソニーは2006年、15万台の販売実績があったAIBOと開発中だったヒト型ロボット「QRIO(キュリオ)」から撤退。ブーム再来でAIと親和性の高いロボットにソニーが再参入する期待も高まりそうだが、北野氏、藤田氏ともに明言はしなかった。
AIBOやQRIOの開発を手掛けた藤田氏は、「感動や好奇心を引き出せる商品にしていく。単に役に立つというだけの機能ではない何かだ」と述べた。
*内容を追加します。
(浜田健太郎、山崎牧子)
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