磯部征紀、田内康介
2016年5月20日11時31分
スマートフォン向けの周辺機器やアクセサリーを販売する「STAYER」(東京都千代田区)など関連5社が約8億8千万円の所得を隠し、約2億2千万円を脱税したとして、東京国税局が山戸田浩一社長(50)と、清算された1社を除く4社を法人税法違反の疑いで東京地検に告発したことがわかった。
関係者によると、山戸田社長は5社を実質的に経営。2011~14年、取引先とうその請求書を作り、架空の仕入れ代金を計上するなどして、5社の法人所得を少なく見せかけた疑いがある。資金は現金で保管するなどしていたという。山戸田社長は弁護士を通じ「既に修正申告をし、一部納税も行っている」とコメントした。
登記簿や関係者によると、STAYERは13年12月に設立。i(アイ)Phone(フォーン)のデータを保存する外付けメモリーなどが看板商品で、端子をiPhoneに差し込むことで手軽にデータ転送ができる。現在は別会社が事業を引き継いでいるという。
市場調査会社シード・プランニング(東京)によると、スマホの周辺機器などの市場規模は、13年に推定1637億円だったが、18年には3045億円になると予測されている。国税局OBの税理士は「成長市場の追い風が脱税の背景にある」とみる。(磯部征紀、田内康介)
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朝日新聞社会部
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