2016年5月20日01時04分
北陸3県と神奈川県の焼き肉チェーン「焼肉酒家(ざかや)えびす」で2011年、ユッケを食べた客が食中毒となり計181人が発症、うち富山県で4人、福井県で1人が死亡した事件で、富山地検は19日、業務上過失致死傷容疑で書類送検された関係者2人を不起訴処分(嫌疑不十分)とした。遺族は起訴を求める署名を地検に提出していた。
不起訴となったのは「えびす」の運営会社フーズ・フォーラス(金沢市、特別清算手続き中)の元社長(47)と、肉を卸していた大和屋商店(東京都板橋区)の元役員(41)。
富山県警などの捜査では、えびすと大和屋商店の双方で、当時の国の基準で定められたトリミング(表面を削る処理)がされていなかったことが判明。しかし地検は、原因となった腸管出血性大腸菌は毒素を生む力が強く、肉の内部まで入り込むことがあるため、トリミングをしても食中毒が起きた可能性があったなどとして、同罪に問うのは難しいと判断したという。
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朝日新聞社会部
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