大貫聡子
2016年5月20日10時16分
ビル1棟まるごと保護した猫の関連施設が入居する「ネコビル」が22日、大阪・心斎橋に誕生する。猫の殺処分ゼロを目指し、2014年から近くで営業してきた保護猫カフェ「ネコリパブリック」が、引っ越しを機に「ネコビルプロジェクト」を開始。猫好きの竜宮城をつくることにした。
大阪市中央区東心斎橋1丁目の5階建てビル。1階のカフェバー「SOMETHIN’ NEWYORK」はガラス張りで、外光がふんだんに差し込む。ひっそり、こぢんまり――。これまでの猫カフェのイメージをくつがえすような、おしゃれな雰囲気だ。
「猫好きだけでなく、通りすがりの人でも入ってみたいと思う場所にしたかった」。運営会社代表の河瀬麻花さん(41)=東京都=は話す。猫柄ラベルのワインやパスタも楽しめる。
2階は猫雑貨販売の「ネコ市ネコ座」、3階は「ネコリパブリック」が入る。猫と触れ合えて、気に入った猫がいれば引き取ることもできる。4階は「キャット&ベッド&ブック」。ベッドが9台あり、寝転がりながら店内に置かれた猫関連の本が読める。運が良ければ猫と昼寝できるかも。
残り:329文字/全文:798文字
新着ニュース
おすすめ
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部
PR比べてお得!