【シリコンバレー=小川義也】配車アプリ大手の米ウーバーテクノロジーズは19日、開発中の自動運転車の公道走行実験を米東部ペンシルベニア州ピッツバーグで始めると発表した。市街地で実際の走行データを集めて自動運転システムの改善につなげ、2020年までの実用化を目指す。
ウーバーは昨年2月にロボット技術に強みを持つカーネギーメロン大学と提携。ピッツバーグに「先端技術センター」を開設して自動運転車の開発に取り組んでいる。公道実験では米フォード・モーターのハイブリッド車(HV)「フュージョン・ハイブリッド」にレーダーやカメラを搭載した改造車を使う。
米ARKリサーチによると、自動運転車を使った「無人タクシー」のコストは通常のタクシーの10分の1。ウーバーのトラビス・カラニック最高経営責任者(CEO)は「無人のウーバーを利用するコストがクルマの所有コストより安くなれば、クルマを持つ人はいなくなる」と語り、自動運転車の導入に意欲を示している。