舛添知事 政治資金の使いみち きょう改めて説明

舛添知事 政治資金の使いみち きょう改めて説明
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東京都の舛添知事は、みずからの政治団体の政治資金を巡る問題について、20日、先週に続き、記者会見を開きますが、公私混同だなどと批判の声が強まるなか、政治資金の使いみちなどについて、どのような説明を行うのか注目されます。
東京都の舛添知事は先週の記者会見で、家族で泊まったホテルの費用や私的な飲食費、合わせて45万円余りをすでに解散した政治団体から支出していたとして、収支報告書を訂正して返金する考えを示しましたが、ホテルで開いたとする会議の参加者や人数などは明らかにしませんでした。
また、ほかのホテルの宿泊代について、先週の会見では説明できず、「分からないので調べる」と述べています。
さらにインターネットのオークションなどを通じて多数の美術品などを購入し、「資料代」として支出していたことについて、舛添知事は「国際交流の贈り物や研究資料として活用している」などと説明していますが、どのような美術品を購入したのかなど詳しい情報は明らかにしていません。
今回の問題では都民から公私混同だなどという批判の声が強まっているほか、都知事選挙で支援した自民党の幹部からも「猛省が必要だ」などと厳しい指摘が出ています。
舛添知事は20日午後2時から記者会見を開きますが、政治資金の使い方が適切だったのかという疑問に対して、どのような説明を行うのか注目されます。