今シーズンは春休み真っ只中だった前シーズンに比べてずいぶんレート人口が減っちゃいましたね。
上もかなり伸びにくかったようで。
で、私はと言うと今期メガクチート+メガエルレイドで潜っておりました!
そのPTの紹介です。
ところでメガエルレイドを見ると某カードゲームのアレ思い出しますよね。
某カードゲームのアレ。 |
「俺のターン!!ドロー!!!」 |
違和感なさすぎワロタ
◎戦績&組んだ経緯
最終レート2009/372位
最高レート2069/23位
前シーズンでガルーラへの圧倒的ヘイトをTwitter上で撒き散らしていたら、
知り合いのつねぼしがメガエルレイド使ってみ?とフル遺伝理想夢♂ラルトス@めざめいし
を提供してくれたのが発端。あとは相棒と使いたいのを雑に入れた感じ。
猫だましで怯まないS110の格闘!ってきくとガルーラ抹殺の任を与えたくなりますよね。
シーズン中盤、勝率7割3分くらいであっさり2069まで到達したときはこれ強くね?と思ったけど、苦手なやつが増えすぎて終盤は2000より下の世界でかなり苦しみました…。
◎PT全体
じゃれつく/はたき/ふいうち/剣舞@クチートナイト
インファイト/岩石封じ/鬼火/挑発@エルレイドナイト
エアスラ/マジシャ/大文字/トリック@スカーフ
シャドボ/せいけん/影うち/キンシ@風船
10万/ボルチェン/ハイポン/騒ぐ@眼鏡
逆鱗/地震/がんぷう/剣舞@ラム
◎個別紹介
クチート@ナイト
意地/威嚇→力持ち
145(156)-150(252)-105-*-75-83(100)
→145(156)-172(252)-145-*-115-83(100)
じゃれつく/叩き落す/ふいうち/つるぎのまい
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H:残り
A:ぶっぱ
S:無振り60族(ポリ2)+3
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○技構成・調整・立ち回り
前シーズンと概ね同じなので細かい話は省略。
シーズン終盤は炎の牙もちメガクチを急に見るようになって、ミラーに強くするためS振ってるのに抜かれて何度も焼かれて涙目。
最近のポリ2はほぼDLで後出しも厳しいのでSに振るメリットはなくなったように感じます。
次からはおとなしくHAベースで使うつもり。
エルレイド@ナイト
陽気/正義の心→精神力
174(244)-145-87(12)-*-135-145(252)
→174(244)-185-117(12)-*-135-178(252)インファイト/岩石封じ/鬼火/挑発(守る)
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H-B:陽気ガルーラの捨身14.1%の低乱数1
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○技構成
インファイト…ガルーラにうてるメインウエポン。無振りだがメガガルに最低210ダメ。209ガルまでなら確定。耐久が下がるので自分より遅い確1を取れない相手には鬼火から入るのもあり。
がんぷう…クチートの裏メガなのでリザードン始め炎に強くなってほしかったので採用。追加効果
優秀でインファとの補完も優秀。非接触。あと読まれないのも優秀。ただ当てても火力不足気味。
鬼火…ガルーラ対面から裏への一貫に優れる鬼火。ふいうち透かし。インファがんぷうにより、ドランアローリザガモス等の炎の後出しを狩れるのでシナジーがあります。物理耐久の底上げにもなりとても打ちやすいです。だが外す。
挑発…鬼火×挑発でクレセやカバ等の耐久をつぶす。他はオニゴーリナットなどにも打てます。耐久をメガの起点にするためにも使えます。
ちなみにインファ以外の3技はPGLのTOP10に入らないほどマイナー気味な技。
以下は挑発の枠に変えていろいろ使ってみた技。
(守る)…初速の遅さをカバーするための守る。先にメガしないとリザやガルに上から殴られてしまうのがツライ所。あると便利だがもったいない感。
(冷P)…ガルグライランドに打つ技。ただガブ対面は初速負け、意地スカーフの場合は勝てても致命傷を負い、ランド対面はスカーフ蜻蛉なども考えると裏にも通る鬼火が打ちやすく、グライはそもそもグライオンの取り巻きにとても弱いので打ちにくいと判断。不一致で積み技もないのでいりませんでした。
(剣舞)…最初はスイクンを倒したかったがインファがんぷうでは火力範囲が全然足りないので不要です。
○特性
メガ前の特性は正直なんでもいいですが、まだ一番発動しそうな正義の心。
悪技を受けたらA↑1する特性ですが、メガ前は持ち物なしはたき落すや不一致イカサマすらかなり痛い紙耐久なので苦し紛れに役に立つ程度です。
メガ後の精神力はもうちょっといい特性もらってもいいのでは…と泣きたくなります。
○調整
S110を生かすために最速。
残念ながら初速では陽気ガルーラに抜かれているため、Hを高く保ちながらガルーラの陽気捨身を一番高確率で耐えるHBのラインを確保。精神力により猫で怯むことはないです。
Aは無振りでもHガルーラを落とします。
○立ち回り・雑感
耐性がかなり少なく、初速の遅さ、メガ前のBの低さがかなり足を引っ張るため扱いの難しいメガ枠。
ただメガ後のSと耐久、特にメガ後の対ガルーラ性能はなかなか。
対ガルクレセドランは、ガルドランをインファで飛ばし、クレセの電磁波三日月を挑発で封じて鬼火で削るので一匹でも壊滅的な打撃を与えることができます。
ただシーズン終盤はクレセよりもガルドやボルトと組むガルーラが圧倒的に多く、この構成では苦しいことも多かったです。特にボルトは素のSで負けていて、こちらは電磁波が致命傷になり、このPTでは引き先がないのでガルーラ見ても選出できないことがありました。また霊(ガルドゲンガー)への有効打も鬼火のみでこちらも引き先がないので苦しいところ。
他ではカバリザの並びにも強め。カバは鬼火×がんぷう、リザYは封じで一発(相手は岩技見せてなかったら引かない)、リザXはニトチャ龍舞から入ってくるのでがんぷう→インファイトで落とせます。
繰り出し性能は皆無なので、有利対面死に出しor先発が基本。
とにかくメガのタイミングを逃さないのがコイツを上手く使う最大の秘訣です。
そういう意味では起点作りからの剣舞搭載の積みアタッカーが思い浮かびますが、いまいちルカリオに勝る点が見当たらないので使う気になれませんでした。
想定されずに鈍足耐久に雑に強いのがこの構成の最大の強みで、上で挙げたクレセカバに加え、ゴツメランドやナットなども掻き回せます。
メガクチートとの2軸なのでエースというよりは、補完的な動きをすることが多く、"メガエルレイド軸"といったPTを望むのであれば別の構成を考えた方がいいです。
つねぼし、個体提供ありがとう。
ギルガルド@風船
冷静/バトルスイッチ
167(252)-75(36)-171(4)-105(204)-172(12)-59
シャドーボール/聖なる剣/影うち/キングシールド
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B<D
A:ミトムの眼鏡ボルチェン+影うちでH252メガゲンを高乱数
C:ガブをシャドボで2確
S:個体値2
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○技構成
シャドーボール…通りのいいメインウエポン。Cを少し削っているが火力不足を感じたことはないです。
聖なる剣…シャドボとの補完に優れる技。悪はもちろん風船を生かしてガルーラへ打つ。ラッキーへの打点になりますが突破はできません。ちなみにオニゴーリのムラムラを無視して打点を取れる技。突破できるかは運。
かげうち…特殊主体でも最低限の火力が出る先制技。この技の存在によりゲンガーに対面で強くなるため重要な技。神速・マッパ・真空波に競り勝てるというのも結構大きい。
キングシールド…風船を保護しつつ様子を見る技。ガルーラの素猫から守る意味もある。風船を見ると相手の警戒度が少し薄れる印象。
○立ち回り・雑感
選出画面で見えない風船がとても優秀で、立ち回りやすい相手が爆発的に増えます。
具体的にはガブ、ガル、ランド、カイリュー、ドリュ、ルカ、マンダ、グライあたり。
一気に有効打を失うポケモンが多いです。特にこだわり地面とカイリュー、ルカリオ。
PGLでも地震は圧倒的No.1の死因となっているのでそれを無効にして弱いわけがない。
じしん23.2%, 2位以下は5.7%以下 |
ちなみに風船表示をよく見落とされます。特に1500-1800くらい帯だったらちゃんと風船表示見る人が少数派なくらい。相手が風船表示を見ている前提の余計な深読みはやめましょう。
このPTのグライオン絶対殺すマンの片割れであり、毒地震ギロチンみがまもを無効にしてシャドボをぶちこむ。残念ながら単身TODの壁を突破することはできませんが数的不利を取られない限りは基本的に後攻で殴れるので分は悪くないはず。このPTへの受けルの選出はほぼ間違いなくラキグライヤドランのため、構成次第ではこいつ一匹で封殺可能。ラッキー対面では聖剣を軸にガンガン交代読みをかまして潰す。
がんぷうなどの風船を割れるグライオンはほぼ毒ギロチンを切っているため後続のグライオン絶対殺すマン・ミトムに託します。
他にも対面ゲンガーの突破、数値による誤魔化し、かげうちの縛り、キンシのこだわりロック等器用な強さが目立つ点が強力でさすがはKP上位陣といった感じでした。
ちなみに技構成と持ち物はととさんのブログを参考に考えました。調整は私のオリジナル。
http://samoto1201.blogspot.jp/2015/01/blog-post_4.html?m=0
トゲキッス@こだわりスカーフ
臆病/天の恵み
167(52)-*-115-172(252)-135-138(204)
エアスラッシュ/マジカルシャイン/大文字/トリック
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HD:無振りメガゲンのヘド爆が12.5%の低乱数1
S:スカーフ込メガライボメガミミロップ抜き
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○技構成
エアスラッシュ…怯み6割の驚異のメインウエポン。無振りメガガルーラ程度なら確3の火力。流行のジャローダも高確率で何もさせない。ただ回数を打ちがちなのでよく外すのが珠に傷。
マジカルシャイン…安定一致のメインウエポン。一致80なので火力は控えめだが範囲が広め。龍に撃てるほか、受け出てくる電気にもまあまあ通る。ムンフォを覚えないのはゲーフリの良心。
大文字…妖飛が通らない鋼に打つ技。ガルドやクレッフィがエアスラ読みでよく出てくるので交代読みで燃やす。地味に火傷2割が大きかったり。ただとてもよく外れるので、計算してないが放射もありかもしれなません。この枠、最初はドラン意識の波動弾だったが交代が読めているなら合わせてガブエルレを投げればOK。簡単に読める。
トリック…起点作り、耐久潰しなどなど用途の広い技。補助技で縛ればおいしい。打たれる電気技をこだわりロックしてガブの起点にもできる。
○調整
技の威力が低いため、火力確保のためCぶっぱ。Sをメガライボルト・ミミロップ抜きにして上から殴れるようにして残りH。結構このH振りで乱数がずれることが多くて有用でした。
○立ち回り・雑感
言わずと知れた笑顔の白い悪魔。エアスラが等倍以上で通るポケモンは常にこいつの影に怯えることに。等倍ならスイクンを平然と怯み倒すほど。ただし、単発の火力は控えめ。
ジャローダ・キノガッサ等の飛行弱点のメジャーどころは高確率で何もさせずに落とせるのが強い。
耐久も非常に高く不一致弱点程度ではまず落ちません。特殊方面はメガライボルトの10万や襷ゲンガーのヘド爆すら平然と耐えてしまうほど。特に襷ゲンガーはエアスラの怯みも併せて対面有利とすら言えます。
耐性も優秀で後出ししやすい点がスカーフにマッチ。KPNo.1ガブの両メインウエポンの一貫を切れるのが素晴らしい。出すときは電気のケアだけは怠らないように。
エアスラの圧力で比較的相手の交代が読みやすいので交代読みもガンガン決めていきましょう。外しても耐久が高く立て直しやすいです。
水ロトム@拘り眼鏡
控えめ/浮遊
143(140)-*-128(4)-166(204)-129(12)-125(148)
10万ボルト/ボルトチェンジ/ハイドロポンプ/騒ぐ
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C:無振りボルトをハイポンで確1, 10万でHミトムをオボン込確2
S:最速バンギ抜き
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○技構成
10万ボルト…安心安定のメインウエポン。眼鏡の火力は強力。C特化してもスイクンが乱数止まり、ミラコで跳ね返してくるのが憎い。
ボルトチェンジ…サイクルに圧力をかけるロトムを象徴する技。半端なHPのファイアローなら羽休め状態でも余裕で倒せます。
ハイドロポンプ…水ロトムの強みであり、弱みでもある技。今の環境で高火力水技を受けられる相手はほぼスイクンナットくらいなので電気タイプを合わせ持つ都合上一貫性が凄まじいです。目安はクレセを中乱数2、ポリ2を高乱数2で仕留める程度。適当に乱発してるだけで試合が終わることも多々あったが、当然よく外すのでご利用は計画的に。
騒ぐ…絶対に読まれない対TODグライオンへの切り札。エルフーンも貫ける。ミトム唯一の身代わり貫通技。地味に催眠耐性があり相手の眠るを妨害したり、欠伸ループを抜けたり、レパルガッサへの耐性を持てたり、地面への命中安定打点であったりピンポイントにとどまらない用途を持つ。C振り眼鏡だからこそ実用レベルの火力が出ます。
※騒ぐの説明リンク
(トリック)…騒ぐの前に入れてた技。ただ耐久型に眼鏡を渡しても火力が増して困ることがあり、自身の火力がかなり落ちて火力耐久S中途半端の仕事できないマンになってしまうため使いにくかったです。
○調整
hCsベースだが明らかに耐久が足りなかったのでCかSを削ってHに回すとよくなるはず。Sは意地キノガッサや最速どくキンシガルド、速いスイクンを抜けるように振ったものの結構無駄に感じました。面倒なのでそのままでしたがSはこごかぜスイクン(-1ガブ抜き?)意識の115~117くらいの方がいいと思います。
○立ち回り・雑感
最近流行の眼鏡ミトム。依然数の多いスイクン(私の手元のKP表ではガブゲンガルにつぎ4位)に強気に立ち回れるのが最大の強み。一度瞑想積まれたくらいなら余裕で押し切れます。対面で珠ボルトにも勝てるのもよい。
基本はスイクン、アロー、マンムー等の耐性有利な相手に後出しして眼鏡の火力でサイクルクラッシュするのがお仕事。ハイポンのおかげで地面の後出しはされにくい方だが、ガブはガンガン出てきます。
他のメンバーとの補完も良好で後投げしやすく、選出率No.1で過労死しやすいです。特に風船ガルドとの補完が優秀。
ガルドの項でも少し述べたがグライオン絶対殺すマンの片割れ。毒ギロチンを切ってがんぷうなどを採用しているグライオンはこちらで突破する。がんぷう、飛行技、炎牙などのサブはほぼダメージを受けません。注意として、騒ぐは3ターン行動固定のため雑に打つとラッキーやクレッフィあたりにキャッチされてしまう。慎重に。
ガブリアス@ラム
陽気/サメ肌
183-182(252)-116(4)-*-105-169(252)
逆鱗/地震/岩石封じ/つるぎのまい
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思考停止ASぶっぱ
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○技構成・調整
超テンプレなので省略
○雑感・立ち回り
電気の一貫を切りつつエルレイドの初速のカバー、クチートの苦手な対炎、鈍足サイクルの殲滅、せめてもの状態異常対策に採用。カバリザにとても強い。
今までガブリアスというポケモンをうまく使えたことがなかったのですが今回初めてうまく回せて、主人公としての活躍を見せてくれました。持ち物がばれてない段階では、勝手に襷スカーフ鉢巻あたりを警戒してくれるのも強かった。
このPTではガブ以上のSを持つ電気(ボルト、ライコウ)がとても重たいので、対面してしまった場合はめざ氷を誘いつつクチートを後投げして持ち物を見つつ処理します。
ラムガブは状態異常技を起点に中低速サイクルを崩壊させるのが主な仕事だと思います。
◎選出
基本選出はまったくありません。相手を見て展開を考えて柔軟に。
2メガ構築のくせにメガなし選出が多かったのは弱かったかもしれない。
全体としての選出率はミトムが少し高めですが、あとはだいたい同じくらいです。
◎まとめ
メガクチート+メガエルレイドはとても相性がいい!
…ってほどでもないですが、それなりの結果は示せたのではないでしょうか。
メガエルレイドはまだまだ個体数も少なく考察もあまりなされていません。
環境トップのファイアローガルドゲンガーに弱く、一番相手にしたいガルーラも初速で負けているので扱いづらさが目立ちますが、攻撃技補助技どちらも非常に器用な技範囲を持つので、うまく使えば読み辛い独特の立ち回りが可能になると思います。
もっと開拓されるといいですね。
ではでは、ここまでご拝読ありがとうございました!
またレートでお会いしましょう。
ギルガルドのS個体値が0ではなく2なのはなにか理由があるのでしょうか?
返信削除適当に孵化してたら出ただけなので深い理由はないですよ。
返信削除基本的には下から殴りつつ,相手の最遅ギルガルドを上から殴れるのはメリットかもしれません。
なるほど...そうでしたか。
返信削除わざわざ回答頂きありがとうございます。