社会社会shakai

  • 印刷

 10年以上にわたってパワーハラスメントを受けたとし、タイ国際航空の40代男性社員が、上司の男性部長に慰謝料など550万円を求めた損害賠償請求訴訟の判決で、神戸地裁伊丹支部の池下朗裁判官は19日、パワハラを認定し、部長に440万円の支払いを命じた。

 池下裁判官は、部長による無視や根拠のない人事評価などを、同社就業規則のパワハラ規定違反と認定。「パワハラは執拗(しつよう)。不当な人事査定も含まれ、昇給や昇格と結びついていることから経済的不利益も重大」とした。

 判決によると、男性社員は部長と同じ部署に異動した2002年4月以降、部長から無視されるようになった。部内の他の社員と会話すると不快な顔をされるなどの嫌がらせを受けたほか、5段階の人事評価で、継続雇用の条件である平均3を下回る低い査定を受けた。

社会の最新

天気(5月20日)

  • 26℃
  • ---℃
  • 20%

  • 28℃
  • ---℃
  • 20%

  • 29℃
  • ---℃
  • 10%

  • 29℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ


チェックした記事

チェックした記事 チェックした記事

記事選択ボタン

記事選択ボタン

記事選択ボタン

閉じる

  • ログイン
  • 新規申込
  • 紙面を見る
  • 全ての地域版
  • 記事データベース
  • 文字サイズ
  • 小
  • 中
  • 大

ヘルプ

閉じる