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wasabiwasabi  - ,,,,  08:00 PM

「失敗履歴」を書いて将来待ち受けているスランプを乗り越えよう!

「失敗履歴」を書いて将来待ち受けているスランプを乗り越えよう!

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自分の成功体験を並べるのは自信を培うためにとても良い方法ですが、どうやって成功することができたのかを、分からなくしてしまう側面があります。しかし反対に、これまで犯した大きな失敗を並べると、どうやってそこから抜け出して今の自分になれたのか、成功するためには何が必要なのかを知ることができます。


誰もが人生の中でスランプを経験します。それは学びの機会でもあるし、その失敗を成功に導くのは自分次第でもあります。『Fast Companyマガジン』の共同創設者であるWilliam C. Taylor氏は、失敗を最大限に活かすには自分の栄誉を少しのあいだ忘れ、経験した大きな失敗とそこからどうやって抜け出したのかを、すべて記録するべきだと言います。

激しいプレッシャーがかかる超競争社会の現代において、ビジネスを軌道に乗せたり、キャリアを発展させたりするには、リスクを取り常識を疑ってかかる姿勢は必須です。こうした社会においては、誰もがスランプや絶望の経験なくして成功をおさめられるという考えは通用しません。自分が犯した失敗の遍歴を辿ることは、将来待ち受けているスランプへの耐性をつけてくれるでしょう。

失敗の遍歴を書くというアイデアは、もともとMelanie Stefan氏が提唱したものです。その後、プリンストンの心理学助教授であるJohannes Haushofer氏によって一般に広められました。Stefan氏は、既存の成功ストーリーは、スランプの実態を自分自身にも他人にも分かりにくくしてしまうと主張します。そのため、再び失敗を経験すると、孤独を感じて落胆してしまうのです。プロのアスリートが自分のデータを公開するのと同様に、自分の失敗をオープンにすることで、失敗に嫌でも向き合い、必要な調整ができるようになります。

失敗は誰だって痛いものです。でも、「失敗履歴」を書くことで、自分を客観的に見ながら、将来待ち構えているスランプに対処するための強い精神を鍛えられるのです。皆さんもぜひ、自分が過去に犯した失敗を書き出してみましょう!


Write a Failure Résumé to Learn What Makes You Succeed|Harvard Business Review

Patrick Allan(原文/訳:wasabi)
Photo by Shutterstock.

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