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【はじめに】
ど~もど~もこんにちは~こんばんは~
アシキと申すものです~はじめまして~
今回はS12にサブロムで使用し、最高2010を達成したゾロアーク軸構築の紹介です。
対戦数は200戦ほど。なお、対戦数は今シーズンに入ってからのものですが、実際にはS9頃からゾロアーク軸を練っていたため、通算対戦数1000戦を越えています。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【使用構築】
・ゾロアーク@こだわりスカーフ
・バシャーモ@バシャーモナイト
・ボルトロス@オボンのみ
・ギルガルド@いのちのたま
・ガブリアス@ゴツゴツメット
・スイクン@カゴのみ
ゾロアークのスカーフトリック、置き土産から展開していく積みサイクル。
メジャーな積みサイクル(パルウルガマンダ、カバルカカイリューなど)との違いは、見せあい時に相手が積みサイクルを想定しづらいことと、挑発による展開阻害をされづらいこと。
唯一のメガ枠であるメガバシャーモが電磁波で機能停止するため、それに強い抜きエースを複数用意しました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【個別紹介】
○ゾロアーク@こだわりスカーフ ひかえめH82 C252 D12 S164
ナイトバースト、きあいだま、トリック、おきみやげ
S調整は、スカーフなしで最速80族抜き。
C全振り、残りの努力値でHが奇数で最大値になるように振って、余りでDL対策。
・運用方法
1.見せあいの場面で、どのポケモンで“全抜き”ができそうかを考える
2.そのポケモンの邪魔になりそうなやつが誰かを考える
3.ゾロアークで“全抜き”できるポケモンに化け、邪魔になりそうなやつをスカトリで縛る
4.邪魔なやつを起点にできるポケモンで積んで勝ち
大体こんな感じです。
例として、相手のPTにファイアローやボルトロスがいた場合に、
ゾロアーク(イリュージョンでバシャーモに見える)、ボルトロス、バシャーモ
と並べ、上記二体を縛ってボルトロスの起点にするみたいなパターンがあります。
1900~2000の間では、相手のボルトロスを起点にすることで勝ちに繋がったパターンが多かったので、スタンパの流行を上手く逆手に取れた気がします。
(逆に、別ロムの1700-1800ぐらいで試した時は、まったくハマりませんでした)
基本的に、相手は“ゾロアーク読み”の行動をしてこないので、その前提で動くといいです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○バシャーモ@バシャーモナイト いじっぱりH76 A252 B4 D12 S164
フレアドライブ、とびひざげり、つるぎのまい、まもる
(参考元:圧倒的火力剣舞メガバシャーモの調整)
唯一のメガ枠。今シーズンはラムバシャーモが流行っていたのか、バシャーモと対面したボルトロスが電磁波を押さないことが増えたように感じたため、メガ枠を一つにすることで電磁波を誘うようにしました。
剣舞をすれば基本的に止まりませんが、飛び膝空かしやガブリアスの耐性受け、ゴツメなどで擦り減らされ、神速スイクンなどの先制技圏内に入れられることが多かったです。
・バシャーモに化けたゾロアークについて
相手のボルトロスと対面した場合に、電磁波をもらいながらスカーフトリックを決め、裏のボルトロスやガブリアスで起点にしやすくすることができます。
ただし、後攻トリックの場合、相手は技を選択し直すことができるため、トリックを決めた段階で電磁波で縛れるわけではない点に注意が必要。
また、クレセリアなどの露骨なバシャーモ受けがいる場合は素直にナイトバーストで殴ったりすることも大事。
そして肝心なのが、“本当にバシャーモだった場合は有利対面だが、実際はゾロアークであるせいで不利対面”な時ですが、これは相手を信じて交代読みトリックをしたほうが勝率がよかったです。(前述の通り、相手は基本的に“ゾロアーク読み”の行動をしないため)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○ボルトロス@オボンのみ おくびょうH164 B16 C76 S252
10まんボルト、めざめるパワー(氷)、くさむすび、わるだくみ
(参考元:バンギの飼い猫レパルダス)
・H:16n-1
・C:悪巧み10万ボルトで227-150クレセリアが中乱数2発(58.2%)
・S:最速
最速であるため、ガブリアスやゲンガーを抜いているのが強いです。
また、相手のボルトロスと最悪でも同速なので、同族対決を強気に仕掛けていけます。バシャーモと並べているため、ボルトロスの電磁波読みボルトロス投げを多用するので、もう少しボルトロスに強いボルトロスでもよかったかなと思います。
ボルトロス単体で見れば、3ウエポン目は気合いだまのほうがいいかと思いますが、ゾロアーク・バシャーモが格闘技を備えている点、気合いだまの命中不安などから、草結びのままいきました。
・ボルトロスに化けたゾロアークについて
電磁波のプレッシャーを利用して相手を低速ポケモンに引かせると、こだわりスカーフを押しつけた時のメリットが大きいので優秀です。あるいは、電気タイプに強い電気タイプ(ライコウや火ロトムなど)を誘ってトリックをし、その後ガブリアスに交代することで容易に起点にすることができます。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
つるぎのまい+かげうちの抜き性能、縛り範囲の広さが非常に便利なポケモン。
ニンフィア、サーナイトの相手をしやすいのがこのポケモンだけなので、基本的にはそれらの二体を見たら選出していく形になります。
環境的に襷ギルガルドと残飯ギルガルドが多いせいか、珠剣舞で抜いていく形が通しやすかったのですが、メインウエポンのシャドークローがガルーラに通らないのでクソです。あといばるで死ぬ。
・ギルガルドに化けたゾロアークについて
最大のメリットはサザンドラに打ち勝てる点です。
このパーティに対して初手からサザンドラが出てくる確率はかなり高く(6/7で初手で出された)、そこを上から殴って勝てるので優秀。ちなみに気合いだまが当たる前提です。
あとは地面タイプをじしんで拘らせてボルトロスの起点にしたり、ギルガルド同士が対面した場合に、こちらが一方的に殴り勝てる点も強力。
襷ギルガルドが流行している間は、この並びも活躍できそうです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○ガブリアス@ゴツゴツメット ようきH60 A140 B52 D4 S252
じしん、げきりん、ステルスロック、つるぎのまい
(参考元:ポケモン雑記置き場)
欲張りポケモン。バシャを選出しない場合のガルーラの処理ルートであり、抜きエース。
ステルスロックで味方の抜きのサポートもする。ゾロアークを選出しない場合の先発率トップがこのポケモンでした。
ステルスロックで相手の襷を潰して裏のエースが抜ける状態を整えたり、ゴツメ+さめはだの削りでギルガルドの先制技圏内に入れたりするのが主な仕事。
剣舞して抜きエースとして使うこともありましたが、火力が物足りない印象。
(ステロ+A4↑じしんでスイクンが落とせなかったりした)
・ガブリアスに化けたゾロアークについて
1ターン目に電気技を打たれないので、ボルトロスと殴りあうと勝てるのが強い。
また、ガブリアスのメインウエポンはフェアリー、ひこうで無効にできるため交代を誘発しやすく、無償トリック(?)が決まりやすかったです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
このポケモンを選出する場合、積み展開ではなく、ゾロアークを抜いたサイクル戦をしていくことになるパターンが多いです。
対ボルトロス
1.相手がわるだくみ型の場合
わるだくみに合わせてめいそう→10万に対してミラコで勝ち
2.相手がわるだくみをしない場合
挑発やボルチェンに合わせてめいそう→引き先を云々かんぬん
という流れに持っていけるため、初手はめいそうから入ります。今シーズンはほとんどのボルトロスがわるだくみを持っていたため、1の展開になりやすい印象でした。
・スイクンに化けたゾロアークについて
化けません。
このパーティで唯一ですが、登場時に特性表示が出るポケモンなため、一発でバレます。
なので、スイクンとゾロアークを同時に選出する場合は、ゾロアーク先発、スイクンを二番目にして、このポケモンに化けることのないようにします。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【おわり】
構築の紹介は以上となります。
今回は、次のシングル厨のつどいで使用することを見据えてサブロムでずーっと潜って、2000に乗せた時もこっそりと一人で騒いでいたのですが、結局、シングル厨では別の案が浮かんだので公開することにしました。
環境がほとんど変化しないと言われているこのゲームの中で、ゾロアークはまだまだ考察の余地のあるポケモンだと思いますので、この記事を見て触発された誰かがもっといい構築を考えて、僕に紹介してくれることを祈っています。
あんまり流行ると面倒臭いポケモンだとは思うので、こっそりお願いします。
その際はTwitter(@pokemon_ashiki)かメールアドレス(pokemon.ashiki★gmail.com)までご連絡ください。
ど~もど~もこんにちは~こんばんは~
アシキと申すものです~はじめまして~
今回はS12にサブロムで使用し、最高2010を達成したゾロアーク軸構築の紹介です。
対戦数は200戦ほど。なお、対戦数は今シーズンに入ってからのものですが、実際にはS9頃からゾロアーク軸を練っていたため、通算対戦数1000戦を越えています。
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【使用構築】
・ゾロアーク@こだわりスカーフ
・バシャーモ@バシャーモナイト
・ボルトロス@オボンのみ
・ギルガルド@いのちのたま
・ガブリアス@ゴツゴツメット
・スイクン@カゴのみ
ゾロアークのスカーフトリック、置き土産から展開していく積みサイクル。
メジャーな積みサイクル(パルウルガマンダ、カバルカカイリューなど)との違いは、見せあい時に相手が積みサイクルを想定しづらいことと、挑発による展開阻害をされづらいこと。
唯一のメガ枠であるメガバシャーモが電磁波で機能停止するため、それに強い抜きエースを複数用意しました。
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【個別紹介】
○ゾロアーク@こだわりスカーフ ひかえめH82 C252 D12 S164
ナイトバースト、きあいだま、トリック、おきみやげ
S調整は、スカーフなしで最速80族抜き。
C全振り、残りの努力値でHが奇数で最大値になるように振って、余りでDL対策。
・運用方法
1.見せあいの場面で、どのポケモンで“全抜き”ができそうかを考える
2.そのポケモンの邪魔になりそうなやつが誰かを考える
3.ゾロアークで“全抜き”できるポケモンに化け、邪魔になりそうなやつをスカトリで縛る
4.邪魔なやつを起点にできるポケモンで積んで勝ち
大体こんな感じです。
例として、相手のPTにファイアローやボルトロスがいた場合に、
ゾロアーク(イリュージョンでバシャーモに見える)、ボルトロス、バシャーモ
と並べ、上記二体を縛ってボルトロスの起点にするみたいなパターンがあります。
1900~2000の間では、相手のボルトロスを起点にすることで勝ちに繋がったパターンが多かったので、スタンパの流行を上手く逆手に取れた気がします。
(逆に、別ロムの1700-1800ぐらいで試した時は、まったくハマりませんでした)
基本的に、相手は“ゾロアーク読み”の行動をしてこないので、その前提で動くといいです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○バシャーモ@バシャーモナイト いじっぱりH76 A252 B4 D12 S164
フレアドライブ、とびひざげり、つるぎのまい、まもる
(参考元:圧倒的火力剣舞メガバシャーモの調整)
唯一のメガ枠。今シーズンはラムバシャーモが流行っていたのか、バシャーモと対面したボルトロスが電磁波を押さないことが増えたように感じたため、メガ枠を一つにすることで電磁波を誘うようにしました。
剣舞をすれば基本的に止まりませんが、飛び膝空かしやガブリアスの耐性受け、ゴツメなどで擦り減らされ、神速スイクンなどの先制技圏内に入れられることが多かったです。
・バシャーモに化けたゾロアークについて
相手のボルトロスと対面した場合に、電磁波をもらいながらスカーフトリックを決め、裏のボルトロスやガブリアスで起点にしやすくすることができます。
ただし、後攻トリックの場合、相手は技を選択し直すことができるため、トリックを決めた段階で電磁波で縛れるわけではない点に注意が必要。
また、クレセリアなどの露骨なバシャーモ受けがいる場合は素直にナイトバーストで殴ったりすることも大事。
そして肝心なのが、“本当にバシャーモだった場合は有利対面だが、実際はゾロアークであるせいで不利対面”な時ですが、これは相手を信じて交代読みトリックをしたほうが勝率がよかったです。(前述の通り、相手は基本的に“ゾロアーク読み”の行動をしないため)
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○ボルトロス@オボンのみ おくびょうH164 B16 C76 S252
10まんボルト、めざめるパワー(氷)、くさむすび、わるだくみ
(参考元:バンギの飼い猫レパルダス)
・H:16n-1
・C:悪巧み10万ボルトで227-150クレセリアが中乱数2発(58.2%)
・S:最速
最速であるため、ガブリアスやゲンガーを抜いているのが強いです。
また、相手のボルトロスと最悪でも同速なので、同族対決を強気に仕掛けていけます。バシャーモと並べているため、ボルトロスの電磁波読みボルトロス投げを多用するので、もう少しボルトロスに強いボルトロスでもよかったかなと思います。
ボルトロス単体で見れば、3ウエポン目は気合いだまのほうがいいかと思いますが、ゾロアーク・バシャーモが格闘技を備えている点、気合いだまの命中不安などから、草結びのままいきました。
・ボルトロスに化けたゾロアークについて
電磁波のプレッシャーを利用して相手を低速ポケモンに引かせると、こだわりスカーフを押しつけた時のメリットが大きいので優秀です。あるいは、電気タイプに強い電気タイプ(ライコウや火ロトムなど)を誘ってトリックをし、その後ガブリアスに交代することで容易に起点にすることができます。
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○ギルガルド@いのちのたま いじっぱりH188 A252 D4 S60
シャドークロー、せいなるつるぎ、つるぎのまい、かげうち
つるぎのまい+かげうちの抜き性能、縛り範囲の広さが非常に便利なポケモン。
ニンフィア、サーナイトの相手をしやすいのがこのポケモンだけなので、基本的にはそれらの二体を見たら選出していく形になります。
環境的に襷ギルガルドと残飯ギルガルドが多いせいか、珠剣舞で抜いていく形が通しやすかったのですが、メインウエポンのシャドークローがガルーラに通らないのでクソです。あといばるで死ぬ。
・ギルガルドに化けたゾロアークについて
最大のメリットはサザンドラに打ち勝てる点です。
このパーティに対して初手からサザンドラが出てくる確率はかなり高く(6/7で初手で出された)、そこを上から殴って勝てるので優秀。ちなみに気合いだまが当たる前提です。
あとは地面タイプをじしんで拘らせてボルトロスの起点にしたり、ギルガルド同士が対面した場合に、こちらが一方的に殴り勝てる点も強力。
襷ギルガルドが流行している間は、この並びも活躍できそうです。
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○ガブリアス@ゴツゴツメット ようきH60 A140 B52 D4 S252
じしん、げきりん、ステルスロック、つるぎのまい
(参考元:ポケモン雑記置き場)
欲張りポケモン。バシャを選出しない場合のガルーラの処理ルートであり、抜きエース。
ステルスロックで味方の抜きのサポートもする。ゾロアークを選出しない場合の先発率トップがこのポケモンでした。
ステルスロックで相手の襷を潰して裏のエースが抜ける状態を整えたり、ゴツメ+さめはだの削りでギルガルドの先制技圏内に入れたりするのが主な仕事。
剣舞して抜きエースとして使うこともありましたが、火力が物足りない印象。
(ステロ+A4↑じしんでスイクンが落とせなかったりした)
・ガブリアスに化けたゾロアークについて
1ターン目に電気技を打たれないので、ボルトロスと殴りあうと勝てるのが強い。
また、ガブリアスのメインウエポンはフェアリー、ひこうで無効にできるため交代を誘発しやすく、無償トリック(?)が決まりやすかったです。
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○スイクン@カゴのみ おだやかH252 B52 C4 D172 S28
ねっとう、めいそう、ねむる、ミラーコート
(参考元:ポケモン雑記置き場)
このポケモンを選出する場合、積み展開ではなく、ゾロアークを抜いたサイクル戦をしていくことになるパターンが多いです。
対ボルトロス
1.相手がわるだくみ型の場合
わるだくみに合わせてめいそう→10万に対してミラコで勝ち
2.相手がわるだくみをしない場合
挑発やボルチェンに合わせてめいそう→引き先を云々かんぬん
という流れに持っていけるため、初手はめいそうから入ります。今シーズンはほとんどのボルトロスがわるだくみを持っていたため、1の展開になりやすい印象でした。
・スイクンに化けたゾロアークについて
化けません。
このパーティで唯一ですが、登場時に特性表示が出るポケモンなため、一発でバレます。
なので、スイクンとゾロアークを同時に選出する場合は、ゾロアーク先発、スイクンを二番目にして、このポケモンに化けることのないようにします。
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【おわり】
構築の紹介は以上となります。
今回は、次のシングル厨のつどいで使用することを見据えてサブロムでずーっと潜って、2000に乗せた時もこっそりと一人で騒いでいたのですが、結局、シングル厨では別の案が浮かんだので公開することにしました。
環境がほとんど変化しないと言われているこのゲームの中で、ゾロアークはまだまだ考察の余地のあるポケモンだと思いますので、この記事を見て触発された誰かがもっといい構築を考えて、僕に紹介してくれることを祈っています。
あんまり流行ると面倒臭いポケモンだとは思うので、こっそりお願いします。
その際はTwitter(@pokemon_ashiki)かメールアドレス(pokemon.ashiki★gmail.com)までご連絡ください。
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