マイクロソフトが、Windows 7/8.1に表示するWindows 10アップグレード通知画面を5月13日に変更しました。ユーザーがアップグレードの予定を変更・キャンセルしないと、指定時間にWindows 10にアップグレートされるようになっています。
これまでもWindows 10へのアップグレードを促す画面は表示されていましたが、ユーザーが自分でOKを押した場合のみアップグレードが予約されるようになっていました。今回の変更では、ユーザーが自分でキャンセルの手順を踏まないと、画面に表示された日時にWindows 10へのアップグレードが実行されます。画面右上の「×」印をクリックして画面を閉じても、キャンセルしたことにはならないので注意が必要です。
アップグレードをキャンセルするには、「ここをクリックすると、アップグレードスケジュールを変更、またはアップグレードの予定をキャンセルできます」というメッセージの「ここ」の部分をクリックして設定を変更します。
もしうっかりキャンセルせずに通知画面を閉じてしまっても、タスクバーのWindowsアイコンをクリックすると、Windows 10へのアップグレードのスケジュールを確認して、変更・キャンセルできます。またアップグレード予定時刻の15分前になると、もう一度通知画面が表示され、変更・キャンセルが可能です。意図せずアップグレードされた場合でも31日以内なら戻すことができます。
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