キツネの社オフに参加してきました。254人という大規模な大会でしたが、予選を7勝2敗で抜け、優勝することができました。
使用した構築はこちらです。
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
ラグラージ | 滝登り | 欠伸 | ステルスロック | 吠える | オボンの実 | 激流 |
メガカイロス | 恩返し | インファイト | 剣の舞 | フェイント | カイロスナイト | 怪力バサミ |
バシャーモ | 大文字 | 飛び膝蹴り | 岩雪崩 | 守る | 気合の襷 | 加速 |
ギルガルド | アイアンヘッド | シャドークロー | 影うち | 剣の舞 | ラムの実 | バトルスイッチ |
ライコウ | 10万ボルト | めざめるパワー氷 | 瞑想 | 身代わり | 食べ残し | プレッシャー |
バルジーナ | イカサマ | 毒々 | 挑発 | 羽休め | ゴツゴツメット | 防塵 |
以下個別解説
ラグラージ 腕白 207-130-143-xx-123-80
H極振り、B陽気メガガルーラのA↑2恩返しオボン込み確2、陽気ガブリアスのA↑2逆鱗確定耐え、残りD
メガカイロスのお供。欠伸+ステロでカイロスの起点作りをする。メガカイロス自身メガバンギラスなどと違って耐久があまり高くないためステロだけでなく欠伸でのサポートは必須だと思ってる。同じ欠伸+ステロの起点作りができるカバルドンではなくラグラージにしている理由としてはロトム、マリルリ、スイクンをはじめとする水タイプへの行動回数が稼ぎやすいこと。カイロスの高くない耐久のためにも最低2回は動いてステロ+欠伸をきちんと撒きたい。ガブリアスやガルーラと対面したときは、鉢巻逆鱗や捨て身タックルを打たれても大丈夫なように欠伸から入る。オフ前に、滝登りではなく波乗りを使用すれば鬼火や挑発ファイアローに対しての行動が楽になることに気づいたが遅かった。性格を図太いにして波乗りにすることをおすすめする。また今回Sに努力値を割かなかったがS60族付近はポリゴン2やギルガルド、ニンフィア等よく見るポケモンが数多くいるため、Sを振ったほうがいいと思う。削るならDかと。
メガカイロス 陽気AS
エース枠。ラグラージに起点作りをしてもらい剣舞して全抜きを狙う。技は暴れると違い拘らなくてもいい恩返し、ファイアローよりも早く行動できキングシールドや守るを無効化するフェイント、剣の舞、バンギラスやメガガルーラやポリゴン2の処理を迅速に行うためにインファイトの4つとした。パーティーをギルガルドに少し厚めにしてあるため地震は採用しなかった。メガバンギラスと当日5回当たったため、インファイトしか信じられなくなってしまった;;
バシャーモ やんちゃAS
ラグカイロスできついラキムドーなどの受け構築、メガガルーラに対面で勝てるバシャーモを採用。技は飛び膝蹴り、守る、受け構築と当たった時に連打できる大文字、ファイアローを襷を使いながら確実に倒せる岩雪崩とした。パーティー全体がクレセリアやギルガルドに厚めだったため相手の選出に飛び膝蹴りの通りが比較的よかった印象。対面性能はかなり高いので使いやすいが技の命中率にやや不安があるのが使ってて心臓が止まりそうになる。決勝戦ではリザXに岩雪崩連打すればよかったのを血迷って飛び膝連打して自分から負け筋作っていたので恥ずかしい・・・
ギルガルド 意地っ張り 167-102-170-xx-170-90
H極振り、Sをハッサム意識で90まで伸ばして残りA
裏のエース。パーティーできついフェアリータイプ全般、エーフィ、催眠メガゲンガー、スイクンに強く出られる。またメガカイロスを一撃で粉砕してくるスカーフガブリアスに対して、出てきたときのステロ+メガカイロスの剣舞フェイント+交代後に出てきたときのステロ+ギルガルドの剣舞影うちで落とす動きや、スイクンに盾状態で瞑想熱湯をもらいながら剣舞して次の熱湯も耐えてシャドークロー+影うちで落とす動きもあった。ラムの実のおかげで催眠ゲンガーや熱湯のやけど、欠伸などに恐れずに積むことができる。ニンフィアやポリゴン2やハッサムより先に行動しやすくするためにSに多くの努力値を割いたがこれが功を奏した場面が数多かったためSはある程度振ったほうがいいと思われる。
ライコウ 臆病 193-xx-95-140-120-183
H16n+1、S極振り残りC
メガカイロスで攻撃する上で妨げとなるボルトロスやサンダーをはじめとする電気タイプに強いコマ。それらを起点にするのも十分強いが、スカーフでないガブリアスを一撃で処理できるCS珠めざ氷個体でもいいと思った。当日はメガバンギラスに怯えてサンダーが確実に出てくる試合でしか選出できなかった。この枠は化身ボルトロスよりも速い電気タイプであるライコウがかなり有力だと個人的に思っている。
バルジーナ 腕白 215-xx-166-xx-115-109
H8n-1、Sを無振りFCロトム+3まで振って残りB
ガブガルーラに対するコマとして最後に入った。イカサマブラッキーでもよかったが地面のとおりを懸念してバルジーナを使用した。選出することはほぼないが相手のギルガルドや剣の舞などAを上げる積み技を使うポケモンの選出を躊躇させるという意味で大事な役割を持っていたことにしている。耐久調整に明確な仮想敵はおらず、Sをある程度確保してあとはHを8n-1として残りBという形をとった。
基本選出はラグカイロス+バルジーナ以外の1体となるようにしていて、ラグカイロスが出せない時にバシャガルドを中心とした対面で戦うメンバーを、ガブガルーラがきついときにバルジーナを選出します。ラグカイロス以外の4体がラグカイロスが厳しいポケモンの選出を抑制してくれていたり、自分が相手のメガバンギラスの龍舞を許さないためにラグカイロスを出したりと、全14対戦中11回ラグカイロスを選出しました。自分でもこの数はびっくりしています。
ラグカイロスの一番強いパターンはラグカイロスと選出できる時だと思うので、ラグカイロスが出せないときに立ち回りでどうにかするのではなく、周りの4体をラグカイロスを選出しやすいように組むのが重要だと思います。このパーティーではギルガルド、バルジーナ、カイロスにより草タイプや草タイプの技を持つポケモンを選出しづらくして直接的にラグラージをより場に出しやすくしています。ラグラージを場にしやすくすれば後ろにバルジーナ以外の4体を置きやすくなるので今回はそこがよかったかなと。しかしパーティー単位でメガバンギラスやスカーフガブリアス、リザードン、ゲッコウガがきつかったので、まだまだ改良の余地はあると思います。
これでシングル厨と社と連続でラグカイロスが優勝することとなりましたが、ここでラグカイロスの弱点をあげておきます。それはずばり、ラグラージが止められてしまうことです。ラグラージによる起点作りをができないカイロスやほかのポケモンによる全抜きはしにくくなります。しかし、ここでラグラージの対策として挑発や草結びなどの草技でラグラージを処理しようとするのではなく、ラグラージより速いポケモンの高火力技でオボン込みでも2発で落とす方がいい対策だと思います。ラグラージをみて先発にボルトロスやファイアローが来た場合にはかえって読まれやすく、交代されたりするのでいい対策とは言えないでしょう。ラグラージに一度しか行動させないことで、欠伸またはステロのどちらかしかできないので、場が整わなくなります。必然的にラグカイロスの動きがしにくくなるので、対戦を有利に進められます。
14回戦ってる中でいろいろありましたが、優勝することができて素直に嬉しいです。いろんな人と絡むことができ、楽しい時間を過ごすことができました。社オフ行った方、運営スタッフのみなさん、主催のキツネさん、おつかれさまでした。
長文になってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。なにか質問のある方、またブログのリンクをシェアしてくださるという方はtwitterの@raychelldayoまでお願いします。ではではー。