わらび餅はじめました。
くだらない雑記です。
夏のお菓子、わらび餅。スナック菓子を食べる習慣のなかった我が家では、夏におやつというと、わらび餅が定番でした。ひんやりしていて、甘いきな粉の細かなシャリシャリ感と餅のモキュモキュ感。喉を通過するときにほのかな冷たさを感じます。黒蜜はつけない派です。
歳を重ね、色々なわらび餅を食べました。名店のわらび餅も美味しいのですが、思い出補正もあり、やはりスーパーで買える青の容器のわらび餅が一番好きです。
そして、カーペットを洗いました。風が吹けば桶屋が儲かるように、わらび餅を食べるとカーペットが洗濯されるのも世の常。いやあ、見事な黄色の斑模様が演出されていましたね。ちょっとこぼして、それに気を取られていると、二次災害があらあらあら。
わらび餅を食べていいのは、きな粉をぶちまける覚悟のある奴だけだ。
中二病ポーズで決め台詞を吐いた後、泣きながらの洗濯です。ちょうど洗うに良い機会になったからいいや。わらび餅は美味しいし。きな粉をこぼしてでも食べたい、わらび餅。
元来、わらび餅というからには山菜であるところのわらびから作られます。10代になるまでは知らなかったな。わらびからとれたデンプン「わらび粉」をもとに作られるそうです。わらび粉を作るには手間がかかり、価格も高いため、安価で売られているものはサツマイモやタピオカのデンプンが使われているようです。わらび粉100%のわらび餅はねずみ色をしているとか。
わらびだと思いました?残念、画像はこごみです。たぶん。ぜんまいかも。いや一周まわってわらび?
僕が好きなのはいわばさつまいも餅、キャッサバ餅、もっと言えばデンプン餅ですが、上等じゃないですか。カペリンだっていいじゃないですか。メルルーサだっていいじゃないですか。
この夏も、100円のわらび餅を食べるんだ。机の一角に、小さな砂漠をつくろうとも。服に安価な金粉がついても。覚悟はあるんだ。