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summersunday’s blog

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サウンドノベルの思い出(かまいたちの夜)

オススメ オススメ-ゲーム

こんばんは。なかむー(@yuyachama)です。

サウンドノベルエボリューション、かまいたちの夜というゲームご存知ですか?

昔、ハマってやり込みました。全エンディングが見たくなってしまうほどに。

かまいたちの夜

 

あらすじ

大学生である透は、ガールフレンドの真理にスキー旅行に誘われ、彼女の叔父である小林夫妻が経営しているペンション「シュプール」に滞在する。吹雪が止まぬ中、シュプールにはアルバイトの他、OL3人組や、関西人の社長夫妻など様々な人物が宿泊しており、中にはその場に似つかわしくないサングラスをかけたヤクザ風の男・田中一郎もいた。夕食の後、OL3人組の部屋で「こんや、12じ、だれかがしぬ」という一文の書かれた手紙が発見されるが、その場では誰かのイタズラだと一蹴される。しかし夜9時を過ぎた頃、2階からガラスの割れる音がしたため、一同は2階の部屋を調べると、田中の部屋でバラバラになった田中の惨殺死体を発見する。部屋の窓は割れたまま開け放たれており、犯人の姿はなかった。時間が経過するにつれ、次々と何者かにより殺害されていく宿泊者たち。はたして真犯人「かまいたち」とは何者なのか。吹雪に見舞われたかまいたちの夜、透たちは生存することが出来るのか?*1

 

面白いところ

最初は大学生カップルのスキーデートから始まる。主人公を自分の名前に設定することも可能です。物語は、大学生である自分の目線で進んでいくので、感情移入しやすくなっています。猛アタックの末に、突然女の子の方からスキーに誘われるというシチュエーションに夢が膨らみます。自分もいつか行ってみたい、中学生のころゲームをしながら妄想を膨らませていました。スノーボードが趣味になったのも、このゲームの影響かもしれません。

 

 

シナリオ攻略と思い出

 

ミステリー編

ミステリー編は最初に必ずクリアしなければならないシナリオで、殺人事件が起きたペンションで、犯人は誰なのかを突き止めなければなりません。序盤で事件を解決するのはとても難しく、犯人の名前を間違えると、新たに犠牲者が出たりして、シナリオがどんどん怖いものになっていきます。最後は、怖すぎて早く殺してほしい、自分ひとりになってしまう、好きな人すら信用できない、そんな気持ちになります。音楽も、最初は呑気なものですが、最後の方は吹雪の音とガラスの割れる効果音や、人の悲鳴など怖いものばかりになります。ゲームなので、一度エンディング(バッドエンドでも)を迎えると、やり直しができるようになり、犯人を突き止めることができます。犯人を突き止める際も、ちゃんと犯行の様子や、トリックなどが解説されるシナリオもあれば、全然わからないけどなんとかクリアというものもあります。お気に入りは、最後まで犯人が捕まえられず、好きな人を犯人と疑ってしまう自分が嫌になって、自分の部屋のカギをかけずに、殺されるなら構わない、と眠りにつくバッドエンドが好きです。

 

スパイ編

スパイ編も物語の中では長編なもので、なんとペンションの自分以外の宿泊客が全員スパイというトリッキーな物語です。雪山をスノーモービルで駆け抜ける部分も、サウンドノベルならではのスリリングな臨場感を味わいながら楽しめます。一緒に行ったヒロインも実はスパイで、体術に優れていてめちゃくちゃ強い、なんてのも笑えて面白いです。物語の分岐を選ぶ選択肢を間違えると、すぐに銃で撃ち殺されたりしてしまいます。スパイどうしの手の内を隠しあい、自分もスパイと思わせてハッタリをかましたり、一体何を追っているのかわけがわかりませんが、スパイになった気持ちで楽しめます。

 

悪霊編

悪霊編も恐ろしい物語です。霊が出ると噂のペンションに、昔起きた殺人事件の犯人を探しに来ていた宿泊客が、ペンションのオーナーを犯人だと考えていろいろ問い詰めていくうちに、ヒロインに母親(事件で殺された)の霊が乗り移って、宿泊客に大けがをさせてしまいます。霊が乗り移って、仕返しをしていくうちに、次々と明らかになっていく昔の事件の謎。自分も悪霊に抵抗しているうちに殺されかけるのですが、ヒロインがくれたお守りの効果で悪霊に立ち向かいます。とても悲しい事件が尾をひく物語ですが、最後はヒロインを守れるのは君しかいない、と言われて終わる物語です。勝手に使命感を感じてしまう、そんな物語です。

 

暗号編

暗号編は死者が出ることなく終わる面白い物語です。オーナーが謎かけ好きという変わった方で、スキー客である女子大生3人組や、ほかの宿泊客たちと一緒に謎解きを楽しむ物語。それでも、オーナーが仕掛けた謎かけが恐ろしく感じられるものもあって、スリリングなものになっています。これはホラー系が苦手な人でも楽しめるものだと思います。

 

不思議のペンション編

トルネコの大冒険シリーズで有名なチュンソフトの作品なので、不思議のペンションに迷いこんでゴブリンに遭遇したりできます。ペンションを攻略するのはかなり困難で、何度も行った道を引き返したり、ときにはリセットしてやり直したりして、ペンションの奥深くに眠る財宝を探しにいきます。もはや目的不明の物語ですが、攻略できると爽快感でいっぱいです。

 

真理の探偵物語

ミステリー編のクリアの際に、ヒロインが謎を解くように物語を進めて、うまくアシストするとできるようになるシナリオです。ヒロインが探偵事務所を開いて、助手として働く自分が主人公の物語ですが、ペンションの事件解決の際のようにアシストをしなければならず、普通に金田一少年とか、名探偵コナンのような難解な事件を、犯人が残した痕跡をもとに推理する物語です。難しくて全然解けませんでしたが、普通にこれだけやるのも面白いです。

 

その他

チュンソフ党の陰謀

「せれくとをおせ」というメッセージが縦に現れる箇所があり、そこでセレクトボタンを押すと見られる裏ワザのようなシナリオです。チュンソフ党が世界を乗っ取ろうとしている、ゲームをしている君も盗聴、盗撮されているぞ、気を付けろ、この物語を書かされている自分の身も危ない、気を付けろ、というような内容が繰り返されます。本気で読むと恐ろしくもなりますが、そのへんは理解できる年齢だったのでよかったです。小学生くらいだったらちびってました。

社長やってますわ

ペンションの宿泊客で関西から来ているビジネスマンにスカウトされて、大学生だった主人公はそのままそのスカウトにのって、宿泊客の社長さんのビジネスを継ぐことに。そのまま事業に成功してお金持ちになるという物語。なんとなく夢物語ですが、旅行先で社長さんと知り合って、そのまま仕事を始めるなんていう人生も面白いかと思ってます。ブログで発信することで、こいつ面白そうやん、仕事困ったら言ってこいや、みたいなことになったら面白いかと思ってます。

 

商品紹介

かまいたちの夜(ゲームplaystation

 

 かまいたちの夜2(ゲームplaystation2

 

 かまいたちの夜3(ゲームplaystation3

 

あなただけのかまいたちの夜(一般応募作品集)

 

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