中国で先日、夫に不満を抱いた妻が、夫のパンツに農薬を染み込ませるという恐ろしい事件があった。夫は中毒症状を起こし、3週間入院することになったという。

中国メディア・都市快報などによると、この悲劇に見舞われたのは、浙江省で暮らす53歳のAさんだ。Aさんは先日、自身の陰部に火傷の痕のようなただれが見られたことから病院を訪問。治療は開始したものの陰部の症状は改善せず、また腎臓機能などにも問題が生じ始めたため、別の病院に転院することになった。

実はAさん、妻との関係がうまくいっておらず、時期は定かではないものの、妻がAさんのパンツに農薬を染み込ませていたそう。その農薬は無色・無臭であったことから、Aさんは気付かずにパンツを履き続け、結果として陰部に先の症状が現れることになったそうだ。

幸いにもAさんの皮膚から血液に浸透した農薬量はそれほど多くなく、3週間後には無事退院できたそうだが、Aさんの肺は繊維化を起こしており、呼吸機能の悪化などで今後の生活に支障を来す可能性は否めないとのこと。また、妻はすでに警察に拘束されているという。