2016年5月19日(木)

食事の量は、満腹まで食べる派? 腹八分目派?

何気ない人生の選択33

PRESIDENT 2015年6月15日号

著者
鈴木 工 すずき・たくみ
ライター

1974年、神奈川県生まれ。芸人関係の記事を中心に執筆。言論誌『kotoba』に「無名の名・芸人伝」を連載中。尾田栄一郎著『ONE PIECE STRONG WORDS』、犬丸一郎著『帝国ホテルの流儀』(共に集英社新書)などの構成も担当。

執筆記事一覧

鈴木 工=文 市来朋久=撮影
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朝食は、毎日、ご飯と納豆と味噌汁

「小食の社長にはお目にかかったことがありません。経営者のほとんどは健啖家です」

300人以上の経営者を取材してきたジャーナリスト・國貞文隆氏はそう断言する。経営者は多大なエネルギーを必要とする仕事。食が細くてはやっていけないらしい。

不運者ほど「満腹まで食べている」

経営者は肉類が好きだ。一流ホテルで、朝からモーニングステーキを注文している者もいる。ダイエーの中内功は、70歳を超えてもステーキ2枚をぺろりと平らげた。

そして早食いでもある。特に昼飯に時間をかける者は少なく、一般人が食べるようなチェーン店のカレーや丼を、ルーティンで食べるという。

「なぜか不思議なことに、ラーメン好きはあまり聞きません。高級ホテルに入ってる中華料理店で麺類は食べても、路面店には行かない。キヤノンの社長・御手洗冨士夫氏が大勝軒のファンなのが数少ないケースです。

逆に多いのが、コーラ好き。星野リゾートの社長・星野佳路氏を筆頭に、取材中、経営者はよくコーラを飲んでいる。ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェットも、好物はコーラとハンバーガー。炭酸の刺激がいいのでしょうね」(國貞氏)

よく食べよく飲む社長は、恰幅のいいイメージがある。しかし、だらしない肥満体を見かけることはあまりない。

「それは体調に気をつけて、ダイエットに励んでいるからです。そして経営者は一度決めたら最後まで貫き通す癖があって、意志も非常に強い。大体がダイエットに成功します。最初は健康のための手段だったのが、だんだん目的化していくのです」(國貞氏)

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