先日、いつも拝見しているmikumamaさんのブログでこんなエントリーがありました。
ふむ、良く気持ちがわかる。
旦那さんなりに頑張っているであろうことも、mikumamaさんの苛立ちも。
我が家は息子一人だけなので、mikumamaさんの様に3人のお子さんを同時に見ながら共働きで家事までやるにはどうあっても我が家の数倍の工夫と努力が必要なんでしょう。
我が家は、妻は今のところ仕事に復帰する予定はありません。
僕自身も日中のサラリーマンとしての仕事の後に自宅で絵の仕事をしていますが、基本的に7時間で仕事を終え、絵の仕事も極端に締め切りの厳しい仕事を受けない限り深夜に少しやっている程度です。
状況はかなり違うのですが、夫として家事を手伝った時に妻にダメ出しされるのは同じ。僕も最初の頃は、見ている場所や気になる箇所がお互いに違うため、手伝っても「本当はこうしてほしかった」などと言われたことも何度かあります。
その時に夫として感じた事がいくつかありました。
夫に家事を手伝ってもらうときに気を付けるといいかもしれないこと
夫に家事を手伝ってもらいたいけど、家事をやるのはいつも自分ばかり。こんなに忙しいのに全然手伝ってくれない夫。様子を見て「手伝って」と言ってはみるものの、要領が悪く結局自分が後でやり直すはめになる、そしてせっかく手伝ってくれたのに小言を言うのもなんだか申し訳ない。。
どこの家庭にも良くあることだと思います。
どのようにすれば夫に言わずとも気づいて率先して動いてくれるようになるのか?
男性目線で考えてみたいと思います。
1.気づいた人がやるルールはダメ!行動のきっかけとなる状況を決めよう
気づいた人がやるルールだと基本的に細かいところに目が行く奥さんがやる羽目になります。(旦那さんの方が細かい場合は逆ですが、、)
奥さんとしては、旦那さんには周囲の状況を見てその都度判断して家事を手伝ってくれれば最高だと思うのですが、やはり言わなきゃ伝わらないですし、それを常に旦那さんに求めるのも酷な気もします。旦那さんも奥さんの焦りの原因まで見抜くのは至難の業ですので、やはり大変なときは伝えてほしいところです。
しかし、
「逐一指示するのも嫌なので察してほしい」「自分で判断して率先して動いてほしい」
という希望もわかります。
毎回小言の様に指示を出さないと動かないのでは、状況が改善されませんものね。
我が家では、例えば「朝、仕事に行く前に洗濯物を畳んでおいて欲しい」や「子供の授乳中に食器を洗ってほしい」など、ある程度どういう状況だったらどのようなことをやって欲しいというのを予め決めています。
僕としては「仕事に行く前に洗濯物を畳む」や「授乳中に食器を洗う」などの、行動の判断基準となる状況が決められていると自然と動きやすいです。
パブロフの犬の条件反射的に「妻の授乳中=食器洗い」などと頭の中のスイッチが入ります。はい、単純です。そして、単純な方が男性としてはありがたいです。
そしてそれが習慣となるので、言われなくてもその状況になったらやってることが多いです。(たまに忘れてると指摘されることもありますが、手伝うタイミングに気づきやすいです)
このように「状況別の手伝ってほしいタイミングを決めてしまう」というのも手です。
2.伝え方も大事!男性は予見に対する素の回答をする生き物?
これは以前、下記の内容を見つけてとても納得したのを覚えています。
男性は「予見に対する素の回答をする生き物」だと言っているのですが、僕にも当てはまります。
「やってくれる?」というような言い方では、「やる気があるかどうか」という意味で「ある」と回答するもすぐには動きださないので、妻に「さっきやるって言ってたじゃん、いつやるの?」と怒られてしまいます。
ですので旦那さんに何か手伝ってほしい時は具体的に「いつ」やって欲しいかを伝えると良いかもしれません。
もちろんこの伝え方自体が命令的で受け付けない男性もいるかと思いますが、基本的に頼み事したら「いいよ」というのになかなか動いてくれない場合は、旦那さんは悪気はなくこういう風に受け取っているケースかもしれません。
僕も「今これやって」と言われた方が楽です。
3.「感謝」も大事だけど「おだてる」のも大事
我が家では、僕が何か手伝うと妻は必ず「ありがとう」と言ってくれるのですが、それ以外にとても僕をおだてるのが上手いのではないかと思っています。
息子の布おむつを畳むのが僕の家事分担の一つなのですが、「私よりも洗濯物を畳むのが上手」「ピシッと両端がそろっててキレイ」などと、とにかく具体的に褒めます。これはもう完全に妻の掌の上で転がされているようなものなのでちょっと恥ずかしいのですが、旦那としては気分の悪いものではありません。
僕としては「なに、俺の方が上手なら俺が畳んだ方がいいのかもな」とほめられたことで乗り気にもなりますし、男性としては「立ててもらってる」という気持ちにもなります。そして、畳むのが綺麗と褒めてもらった分、継続して綺麗に畳もうと意識します。
まとめ
夫婦での家事の分担は、お互いの負担を減らすだけではなく育児に充てる時間を増やせるという子供にとってもいいことだと思います。
思っていることは言わなきゃ伝わらないものですが、できれば言わずに動いてほしいというのは多くの奥様方が思っているかもしれません。
男性(僕)目線で考えると、
「どのタイミングで手伝ってほしいか言って貰えると助かる」
「もしそれがいつも決まったタイミングなら、そこを基準にすればわかりやすい」
「手伝った内容で、もしやり方がまずければ最初の1回目で教えてほしい。そして直っていなければ、ちょっと間をおいて優しく伝えてほしい(傷つくから)」
「感謝されるのも嬉しいけど、あなたの方が上手いとか言われると調子に乗って頑張っちゃう」
等、いくつかポイントが思いつきます。
旦那さんとしては、指示が具体的な方がうれしいと思います。やはり手伝ったのに「不十分!」と言われてしまうとげんなりするので優しく伝えてあげてください。
僕も最初はシャツを干す時ちゃんと叩いて干さなかったり、畳んだ妻の服と僕の服を混ぜて重ねたことを指摘されたときは、「手伝ったのに」と一瞬思いましたがその後はしっかり気を付けるようになりました。それはやはり妻の言っていることは正しく、効率的だったからです。
細かく指示だけされると面倒くさくなってしまいますが、どうしてそうした方がいいのか理由を言って貰えたら納得することができ、すんなり理解してもらえるのではないでしょうか。
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