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フリースタイルブログ

2016年1月に東京から新潟へ移住しました

厚労省の「キミはまだ本気出してないだけ。」について思うこと

仕事

どーもー

短期(1〜4ヶ月)で仕事を辞め続けて、はや3年。
恐らく、僕は「1つの仕事を長く続けられない性分」であることに気づきました。

まあそれでも1社目で6年間続いたので元々はそうではないと思いたいのですが、いかんせんその1社目の影響で、仕事が長続きしなくなってしまったと自覚しています。

恐らく、今の僕は「働く」ことそのものに怯えている状態のようです。

ここ3年ぐらいは、どの職場へ就業しても、そこで何か強いストレスを感じると、それが引き金となって会社へ行けなくなってしまう。そんな状態で職を転々としています。

それでも生活のために日銭は稼がないとならないので、何かしらのアクションを起こそうと思い、昨日は新潟市にある「地域若者サポートステーション(以下サポステ)」へ行ってきました。

そこでカウンセラーと40〜60分程度話をしましたが、特に解決策が見つかったりだとか、自分の心が晴れたりだとかは無し。

むしろ、前回長々と話した自分の現状と考えられる原因について、もう一度最初から長々と話させられる始末…担当者が変わったとはいえ、引き継いでおきますねと言っていたのは一体何だったのか。

あ、それともこのもう一度言わせるのもカウンセリングの一種なんですかね?

結局、こっちが疲れただけで終わってしまったカウンセリングでした。

しかし、最後に

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こんなパンフレットを貰いました。

「キミはまだ本気出してないだけ」って、どこかで聞き覚えのある言葉だな…と思って少し調べてみると、

コレですね。読んだことないけど。
コレを厚労省がニート支援のためのキャッチコピーに使っているということなんですね。

この貰ったパンフレットの中身はというと、サポステがどういう支援をしているところか?とか、サポステを使って就職した人が何%います、とかそういう内容でした。

それはまあいいんですけど、気になったのは表紙にある「本気」という言葉について。

「本気」とは

[名・形動]
1 まじめな気持ち。真剣な気持ち。また、そのさま。「―を出す」「―で取り組む」
2 めんこなどの子供の遊びで、勝てば相手の出したものを取れるというルール。ほんこ。 
本気にする
本当であると信じる。「作り話を―◦する」
本気になる
《軽い気持ちを改めて》真剣になる。「―・って戦う」

 (goo辞書より転載)

と、辞書を調べるとこういうことが載っています。が、僕は「キミはまだ本気出してないだけ」の一文を見てから、ずっと

本気って何だろう…?

と考えています。

20歳で就職をしてから自分なりに仕事をしてきて、もちろん間違えたことも沢山ありました。が、仕事に関しては「本気」だったと思います。

というか、本気じゃなかったらそもそも精神を病まないと思いますし。責任感が強くて、仕事に真剣に取り組むような人ほど、精神を病んでしまったり、最悪のケースである過労死をしてしまったりとなるじゃないですか。

僕が今回サポステ行った動機もそうですが、あそこに行く人というのは

・働きたいけど、どうすればいいのか分からない
・働きたいけど、一歩を踏み出せない
・働いてきた過程でつまづき、悩んでいる

というような人が、相談するために向かうところです。

単に求職をする場所ではないからこそ、仕事を探す、いわゆる「ハローワーク」とは1枚壁を隔てた場所にあるのでしょうし(新潟市では1階が求職をする場所、2階がサポステでした)

そういうのを目的として来所している人に「まだ本気出してない」と言われると、逆に負担になってしまうと思うんですよね。

散々本気でやってきたけど、まだ本気さを求めるの?

という気持ちになって、再就職をする気力もなくなりそう。

少なくとも、僕の求職ライフは現在値ゼロになってしまいました。パンフレットの表紙を見た影響が全てとは言いませんが、何だか

「うつ病の人が"頑張れ!"と言われると負担に感じて逆に沈むというのは、こういう感覚なのかなあ…?」

と思います。

「本気」って、一体何なんだろう?
と、この表紙の台詞を見て思いました。

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