三菱自、燃費目標達成業務を子会社に丸投げ
自動車 ビジネス 企業動向
同社のヒアリング調査によると、性能実験部の部長および管理職は、燃費目標達成の難しさを認識していたにもかかわらず、燃費目標達成業務は子会社に丸投げの状態。子会社管理職からの相談、報告があった場合しか対応していなかった。さらに、子会社からの報告内容を検証することなく最終設計品質確認会議などで報告していた。また、開発プロジェクトマネージャーらも、走行抵抗の詳しい確認をせず、燃費値の測定結果報告を受けることに終始していたという。
一方経営陣については不正問題への直接的な指示はないとしながらも、開発日程の短縮や高い燃費目標を期待する発言が、結果的に不正が生まれる環境を作り、管理者に対する指導・教育、監査が不十分であったことを認めている。
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