Googleが「I/O 2016」で発表したこと全て【まとめ】

Takeshi Hirano by Takeshi Hirano on 2016.5.19

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開発者と報道陣は本日、毎年開催されるGoogle I/Oに参加するため、カリフォルニアのマウンテンビューにあるショアライン アンフィシアターに集まった。

さて、Googleの過剰摂取に準備はいいだろうか?1年で最も重要なイベントで発表された同社の全てについてお伝えしよう。

Androidの未来:N 開発者版プレビュー3

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Googleは最新版のAndroid N 開発者版プレビューを本日発表した。最初のものは「β版品質」状態での配布となる。開発者はここからダウンロードできるプレビュー版でアプリのテストを開始することが可能だ。

これらのデバイスのファクトリーイメージについては間もなく公開される予定:Nexus 5X、Nexus 6、Nexus 6P、Nexus 9、Nexus 9 LTE、Nexus Player、General Mobile 4G、and Pixel C。

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GoogleがAndroid Nの名付けにみんなの力を借りる

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GoogleがAndroid Nの名前をつけるのにオンライン投票を使うんじゃないかっていう噂があったのを覚えてるだろうか?そう、その噂は半分正しかった。投票というより提案ボックスのようなものだったけど。Googleはandroid.com/nでみんなの希望を聞きたいそうだ。

Androidエンジニアリングのバイスプレジデント、Dave Burke氏によればGoogleが最終的な名前の選択権利を持っていると話していた。あと彼は、頼むからみんながこいつの名前を「Namey McNameface」にしないでくれよと懇願してた。

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Googleの新しいアシスタント

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Googleは本日、刷新されたパーソナルデジタルアシスタント「aptly」を発表した。基本的にはGoogle Nowなどの既存技術を元にしたものとなる。このアシスタントは新たなモバイルメッセージングアプリ「Allo」と同様にGoogleのAmazon Echo競合製品となるGoogle Homeの機能となる。

音声起動かつ異なるデバイス間で利用可能で、インターフェースはまるでチャットボットのようなパッケージになっている。そう、FacebookメッセンジャーのMに似てる。

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あなたのお家にGoogle Home

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Googleアシスタントによって稼働するGoogle Homeのぱっとした見た目は今年の初めに発表された同社のOnHubルーターのようだ。しかしOnHubと違いボタンはない。こう語るのはMario Querioz氏で、彼はGoogleでプロダクトマネジメントのバイスプレジデントを務める。

このシステムは異なったタイプのモバイルデバイスや例えば別のスピーカーやテレビのスクリーンと一緒であっても稼働すると話していた。様々な構成が可能になるそうだ。

Google Homeはまた、GoogleのNestデバイスなどのような人気のあるホームネットワーキングシステムとも一緒に稼働することができる。

しかしより基本的なこととして、こいつは根本的なアシスタント技術によっていかなる質問にも答えてくれる。いわゆるAmazon Echoだ。

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「より表現力豊かな」会話ができるAllo

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Googleアシスタントについてもうひとつ:同社は本日、全く新しいメッセージングサービス「Allo」を発表した。

Googleはこのサービスが自分の電話にあるコンタクトリストの誰と連絡を取るべきかアシストしながら、「チャットにおけるGoogleの解をもたらす」と語っていた。ここのゴールはコミュニケーションをより自分のパーソナリティに合わせて表現豊かにしてくれることである。この新しいアプリはこの夏の終わりに公開される予定だ。

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FaceTimeによく似たビデオ通話アプリDuo

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メッセージングアプリのAlloに伴った形で提供される。DuoはGoogleの新たなFaceTimeチャレンジャーだ。

Duoはエンドツーエンドで暗号化されているのだとGoogleのエンジニアリングマネージャー、Eric Kayは説明した。しかし、その他のモバイルフレンドリーなビデオ会話サービス

ーースカイプやFacebookメッセンジャー、FacebookのWhatsApp、Googleのハングアウトもふくめてーー

これらよりもこのサービスを際立たせているのが「Knock Knock」とかいう機能だった。

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Android + VR = Daydream

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DaydreamはGoogleが2年前に発表したCardboardヘッドセットのその先に向かうための計画だ。

全く新しいプラットフォームで、よりよいバーチャルリアリティ体験をモバイルデバイスで提供するために設計されている。Daydreamで稼働するよう設計されたヘッドセット、コントローラー、そしてごく僅かのスマートフォンをチェックしよう。

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Daydreamには大手パブリッシャーがやってくる

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NetEaseはGoogleの新しいバーチャルリアリティ・イニシアティブに対してサポートを表明した最初のメジャー・ゲーム企業のひとつとなった。この中国のパブリッシャーであり開発会社はこの新しいモバイルVRプラットフォームであるDaydream対応のゲームを開発中であることを表明している。タイトルは「Twilight Pioneers」で、ファンタジー設定のアクションロールプレイングゲームだそうだ。

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【via VentureBeat】 @VentureBeat

(編集部注:翻訳継続中)

 

Takeshi Hirano

Takeshi Hirano

ブロガー。TechCrunch Japan、CNET JAPANなどでテクノロジー系スタートアップの取材を続け、2010年にスタートアップ・デイティング(現THE BRIDGE)を共同創業。1977年生。(株)THE BRIDGE代表取締役

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