熊本地震の保険支払い額 過去2番目の規模に
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損害保険各社が熊本地震による被害に対して今月16日までに支払った地震保険の保険金の額は1230億円余りと、阪神・淡路大震災を超えて過去2番目の規模に上ったことが業界団体のまとめで分かりました。
業界団体の日本損害保険協会によりますと、地震保険を取り扱う損害保険会社29社による保険金の支払いは、今月16日までで7万6580件、支払った保険金の総額は1233億円となりました。支払額は、今月9日の時点の集計と比べてほぼ2倍に増え、阪神・淡路大震災で支払われた783億円を超えて、東日本大震災に次ぎ過去2番目の規模となりました。
支払額を地域ごとに見ますと、熊本県が1162億円、大分県が37億円、福岡県が26億円などとなっています。
保険金の支払額が過去2番目となったことについて、日本損害保険協会は、地震保険の加入率が過去と比べて高くなっていることや、契約者に支払われる保険金の限度額が阪神・淡路大震災の後大きく引き上げられたことなどが要因だとしています。
日本損害保険協会は「地震発生から1か月以上がたって、保険金の請求をする人が増えており、今後も保険金の支払い件数や支払い額は増える見込みだ」と話しています。
支払額を地域ごとに見ますと、熊本県が1162億円、大分県が37億円、福岡県が26億円などとなっています。
保険金の支払額が過去2番目となったことについて、日本損害保険協会は、地震保険の加入率が過去と比べて高くなっていることや、契約者に支払われる保険金の限度額が阪神・淡路大震災の後大きく引き上げられたことなどが要因だとしています。
日本損害保険協会は「地震発生から1か月以上がたって、保険金の請求をする人が増えており、今後も保険金の支払い件数や支払い額は増える見込みだ」と話しています。