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宇宙英雄ローダン・シリーズ |
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日高報知新聞 - 2016/05/14 15:07 |
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| 宇宙英雄ローダン・シリーズを寄贈した荒谷さん |
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様似町平宇の漁業、荒谷啓一さん(66)が13日、町立図書館へ文庫本518冊(約20万円相当)を寄贈した。
寄贈された本は、昭和47年7月に第1巻が刊行されたSF小説「宇宙英雄ローダン・シリーズ」の1~518巻まで。13日現在520巻まで発売されている。
「宇宙英雄ローダン・シリーズ」は昭和36年にドイツで刊行が開始され、今年5月現在まで刊行中のSFとしては世界最長のスペースオペラ小説シリーズ。草案作家のシノプシスに沿って、複数作家による執筆がなされているリレー小説でもある。平成21年時点で発行部数は15億部を越える。日本では月に2冊、年24冊の発売がある。
あらすじは、昭和46年6月アメリカはペリー・ローダン少佐をはじめとする4人の宇宙飛行士を搭乗させた人類初の有人宇宙船スターダストを打ち上げ、宇宙飛行士たちは月面に不時着していた高度な文明を持つ異星種族アルコン人と遭遇したり、銀河の数多くの種族たちとさまざまな困難や戦いを克服しながら、大宇宙の奥深くへと進出していく壮大な物語。
20歳の秋に室蘭市の書店で、元々SF好きだったことから何となく手にした5巻を読んだのが購入のきっかけで、持っていなかった1~4巻までを札幌市で購入。当時地元では入手できなかったため、毎月札幌の書店から取り寄せたという。3、4年ほど前からは浦河町内の書店で購入している。
本は自宅の本棚に保管していたが、だんだん置けなくなってきていることや自分以外読まないこともあって図書館に寄贈を決めた。ダンボール箱10箱を軽トラに積んで持ってきた。
荒谷さんは「毎月、続きを読むのが楽しみ。完結まで読みたいが、生きている間に終わらないんじゃないか」と話し、「SFファンとして、この本を読み、新しいファンが出てきてくれたらうれしい」と話していた。
図書館職員によると個人でシリーズ物500冊寄贈は初めて。これから本の全ての状態をチェックし、データの打ち込み、ラベル貼りなどの加工をして、なんとか年度内には貸し出しをしたいという。
荒谷さんはこれからも同シリーズを購入し続け、毎年4、5月に1年間分24冊を寄贈すると話していた。 |
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