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神戸地検が不起訴「事件自体疑わしい」

 STAP細胞論文を巡り、神戸市にある理化学研究所の研究室からES細胞(胚性幹細胞)が盗まれたとして理研OBが告発していた問題で、神戸地検は18日、「窃盗事件の発生自体が疑わしい」として容疑不十分で不起訴処分とした。

     OBは昨年1月、同市中央区の理研発生・再生科学総合研究センター(当時)の研究室から、何者かがES細胞を盗んだとする内容で告発した。兵庫県警は小保方晴子・元理研研究員(32)らから任意で事情聴取をするなどし、今年3月に容疑者不詳で捜査を終えていた。理研は被害届を出していなかった。

     論文は2014年7月に撤回され、理研の調査委員会は「STAP細胞はES細胞が混入したもの」との見解を示していた。【井上卓也】

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