今日は私がmacでタイムラプス・ハイパーラプス動画を作る際に使用しているソフトや使用方法を書いて行きたいと思います。
すごく簡単に出来るので是非お試しください。
タイムラプス・ハイパーラプスとは
タイムラプス(time lapse)
タイムラプスとは、微速度撮影・インターバル動画撮影とも呼ばれていますが、一眼レフやミラーレス一眼等ので撮影した写真を、パラパラマンガのように早回しした状態を動画にすることをタイムラプス動画といいます。
最近ではiOS8搭載のiPhoneでもタイムラプス動画が撮影出来るようになったこともあり、よく耳にすると思います。
iPhoneで撮影するのも良いですが、一眼レフやミラーレス一眼等の機材を利用すれば、よりきれいに写るレンズで高画質のタイムラプス動画を撮る事が出来ます。
さらにRAW画像で撮影すればlightroom等でよりきれいにRAW現像した写真でタイムラプス動画を作る事が出来ます。
ハイパーラプス(hyper lapse)
基本的にタイムラプスと同じなのですが、タイムラプスとの違いは、三脚等で同じ位置から撮影するタイムラプスとは違い、ハイパーラプスは一枚とって移動、一枚とって移動を繰り替えし、撮影位置を移動しながら撮る方法です。
絵で説明するとこんな感じ。
これを永遠繰り返します。
撮影サンプル
まずは私が撮ったサンプル動画を見てください。
最初の定点のがタイムラプスで、移動しているのがハイパーラプスです。
短いですが一応4Kでも見れるようになっているので、環境がある方は4Kで見てみてください。
それでは、これから私のタイムラプス動画を作る方法を説明して行きます。
撮影
タイムラプスやハイパーラプス動画に必要な写真は、一定の撮影間隔でとられた写真を使います。3秒ごとに撮影したり間隔は被写体によっていろいろ変えて撮ります。
上の撮影サンプルのハイパーラプスは9秒毎に撮影していて、9秒の間に移動し構図を整えたりします。
私の使用しているsonyのα7は、タイムラプス用のアプリがあるのでそれを利用して撮影しています。
www.playmemoriescameraapps.com
他のメーカーのカメラでも、nikonは「インターバル撮影」、canonは「タイムラプス動画」などの設定出来るメニューがあるようなので、それで撮影出来ると思います。
(他のメーカーのカメラで撮影したことが無いので分かりません。すみません。)
撮影はJPGでもいいんですが、lightroom等の現像ソフトを持っている方はRAW画像で撮影するとよりキレイな写真で動画が作れると思います。
撮影する枚数
タイムラプス動画で必要な枚数は動画の長さ、動画のfpsなどにより変わります。
fpsというのは、簡単にいうと1秒間に何フレームあるかという数値になります。
たとえば30fpsだと1秒に30枚の写真が必要で、それを10秒の動画にするには300枚の写真が必要になるということになります。
動画についてはよく知らないので詳しく知りたい方はググってください。(いいかげんですみません。)
lightroomでRAW現像
jpgで撮ってRAW現像しない方はここは飛ばしてもらって構いません。
lightroomがあれば数百枚ある写真でも簡単にRAW現像出来ます。
まず、最初の1枚をいい感じなるまで設定します。
最初の1枚の設定が終わったら、下記画像のように同じ設定にしたい写真を選択します。このとき最初の一枚をクリックして、最後の一枚を「shiftキー」を押しながらクリックすると一括で選択出来ます。
写真を選択したら「同期」をクリック
「同期」をクリックすると下記画像の様なウインドウが開くので同期したい物にチェックを入れ、右下の「同期」ボタンをクリックで完了です。
出来上がった画像をjpgに書き出し、次の作業に移ります。
写真を動画にする
私が動画に変換する際に使っているソフトは「Zeitraffer」という無料のソフトです。
無料で簡単にサクッと変換出来るのでおすすめです。
lightroomでも出来るらしいですが、私には難しくて断念したのでこれを使ってます。
使い方は簡単。まずアプリを起動し、フォルダを選択をクリック。
選択後、画像が表示されたら「書き出し」をクリック。
そして保存先やフレームレート(fps)、サイズ、フォーマットを変更し保存をクリック。
これでタイムラプス動画作成の完了です。おつかれさまでした。
たったこれだけで動画へ変換出来るのでZeitrafferは本当におすすめです。
ブレについて※特にハイパーラプス
ここからは、adobeのaftter effectという有料のソフトを使ったブレの補正方法になります。
三脚を使用していても風が強い日など、多少のブレが出る事があります。
私の三脚は最大耐荷重4kgでしっかりしている方だと思っていたのですが、撮影サンプルを撮った日は、少し身体が煽られるくらい風が強くてブレが発生しました。
そして、ハイパーラプスについては、移動して撮影の繰り返しでそのままではかなりのブレが発生します。
そんなブレを簡単に解消してくれるのがaffter effectの「ワープスタビライザーVFX」と言う機能です。
どのくらいのブレが解消されるのかまず動画を見てみてください。
タイムラプス時
微妙なブレですが、船の所を見ていると時々ぶれているのが分かると思います。
ハイパーラプス時(注意:修正前はかなりのブレです。)
どうですか?ハイパーラプスの動画はかなり滑らかになってると思います。
それでは設定方法です。
対象の動画を選択した状態でメニューの「エフェクト」から「ディストーション」そして「ワープスタビライザーVFX」をクリックします。
処理中
ワープスタビライザーVFXで細かい設定があるのですが、私はよくわからずそのままにしてます。それでも十分使い物になっています。分かったらまた報告します。
affter effect以外のソフトでもブレを軽減出来るソフトもあると思いますので、ブレがきいなるかたはググってみてください。
以上で私がmacでタイムラプス・ハイパーラプス動画を作成する方法の終了です。
長い上に、説明不足やいい加減な所もありますが、参考になれば幸いです。
まとめ
・三脚を使って出来ればRAW画像で撮影
・lightroom等使ってRAW現像
・JPGを「Zeitraffer」を使って動画に変換
・ブレが気になればaffter effect等のブレ補正を使う
最後に
ハイパーラプスの動画は、本当はもう少し長め予定でしたが、撮影中散歩している方に「なにしてるの?」「なにとってるの?」としつこく絡まれ話しかけられ途中で断念してしまいました。
本当変な動きで撮ってるので気になりますよね。。。今度はもっと長い動画に挑戦したいと思います。
ハイパーラプスは動きが出るのでタイムラプスより面白い動画になると思います。
タイムラプスやハイパーラプス撮影は結構時間がかかります。どんな場所で撮影する時でも、ルールやマナーを守り、他の人の迷惑にならないよう撮影しましょう。
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