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 STAP細胞論文の研究不正問題に絡み、理化学研究所の研究室からES細胞(胚(はい)性幹細胞)が盗まれたとする告発について、神戸地検は18日、不起訴処分(嫌疑不十分)にしたと発表した。神戸地検は「事件の発生自体が疑わしい事案であり、犯罪の嫌疑が不十分だった」としている。

 元理研研究員の男性が、研究室から何者かがES細胞を盗んだ疑いがあるとして兵庫県警に告発していた。