1-3月GDP2期ぶりプラス 年率+1.7%
ことし1月から3月までのGDP=国内総生産の伸び率は、個人消費や輸出が増えたため前の3か月と比べて物価の変動を除いた実質でプラス0.4%、年率に換算してプラス1.7%と2期ぶりにプラスとなりました。
内閣府が先ほど発表したことし1月から3月までのGDPの伸び率の速報値は、物価の変動を除いた実質で前の3か月と比べてプラス0.4%となりました。この伸びが1年間続いた場合の年率に換算しますと、プラス1.7%となり2期ぶりにプラスとなりました。
主な項目では、GDPの過半を占める「個人消費」は、家電などへの支出が伸びてプラス0.5%となりました。また「外需」は、アメリカやヨーロッパ向けの輸出が増えてGDPを0.2ポイント押し上げました。
一方、「企業の設備投資」は、年明け以降、円高・株安が進んだことや海外経済の先行き懸念などを背景に振るわず1.4%のマイナス、「住宅投資」も0.8%のマイナスでした。
これによって昨年度1年間のGDPの伸び率は実質でプラス0.8%と、2年ぶりにプラスに転じましたが、プラス1.2%程度としていた政府の見通しを下回りました。
主な項目では、GDPの過半を占める「個人消費」は、家電などへの支出が伸びてプラス0.5%となりました。また「外需」は、アメリカやヨーロッパ向けの輸出が増えてGDPを0.2ポイント押し上げました。
一方、「企業の設備投資」は、年明け以降、円高・株安が進んだことや海外経済の先行き懸念などを背景に振るわず1.4%のマイナス、「住宅投資」も0.8%のマイナスでした。
これによって昨年度1年間のGDPの伸び率は実質でプラス0.8%と、2年ぶりにプラスに転じましたが、プラス1.2%程度としていた政府の見通しを下回りました。