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きりくちぶろぐ

漫画や事柄等を好きな切り口から語ったり、やってみたり

映画ちはやふるから学ぶ本物であることの暴力性【ネタバレ無し】

映画 漫画
ちはやふるを観た。
 

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うん、素晴らしい映画だった。
あのすずちゃんが、大人になってるのも感慨深い。
  
 
 
さて、そんなちはやふるだが、内容とはほぼ無関係にやまだの感じたことを書きたい。
 
 
本物であるということは、
人を圧倒的に傷つける暴力性を持っている
 
 
これだ。
「本物」の人は、自分を誰かと比べない。
ただただ没頭して、極まっていく。
 
 
そんな「本物」の横で、普通の人は比べてしまう。
そしてその「本物」との差で一喜一憂する。
 
さらに相手が自分を一切比べてないことにも気付いて、自分の小ささを嘆く。
どんなにどんなに頑張ってもそいつに勝てないと思っている。
いやむしろ「勝とう」と意識してしまっている事自体、「本物」ではないと悟っている。
苦しい。
苦しすぎる。。
 
 
このように「本物」は、ただそこにいるだけで、誰かを凄く傷つけることになる。
 
 
 
が、だ。
その傷はめちゃくちゃ健全な傷だ。
何か嫌なことをやっていて生じた傷ではなく、自分のやりたいことをやって、それが「本物」ではなかったと自分と向き合っておった傷は、今を彩り、人生の幅を広げる。
もしかしたらこれをやるために生まれてきたのではないだろうかと感じるくらい、人生の豊かさを一段も二段も上げていく。
 
 
是非とも
「こいつは本物だ」
と思うやつに出会ったらそばに居てみてほしい。
 
苦しいよ?けどそれもいいもんだ。
 
 
 
ちなみにちはやふる、漫画もいいよん。 
ちはやふる(30) (BE・LOVEコミックス)

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ではではおあとがよろしいようで。
 
 
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