≫リオオリンピック出場権をかけた世界最終予選の開幕です。
コートでは選手たちが最後のウォーミングアップで汗を流しています。
スペシャルサポーターのSexyZoneの皆さんいよいよ始まりますね。
≫よろしくお願いします。
≫とても興奮していますがまずはこちらの日程表をご覧ください。
リオオリンピック出場へ日本が全てをかける7試合となっております。
まずは初戦のペルー。
勝って加速してほしいですよね。
≫まず勢いがほしい。
日本がまずオリンピックの切符をつかむためにはアジアの最上位かそれ以外の上位3チームに入るかです。
≫中島さん、これ大変なことですからね。
≫最後にヨーロッパ戦も控えていますので。
≫我々、今、コートの際にいるわけじゃないですか。
選手たちの緊張感だったり気合がひしひしと感じられてきて僕らも胸を膨らませるような感じで。
≫そして、選手と同じぐらい熱い石井さん。
≫オリンピック世界最終予選。
熊本地震からちょうど1か月の今日です。
全日本チームはユニホームに「こころはひとつ」の文字を刻み、戦いに挑みます。
これから会場の東京体育館では黙祷が捧げられます。
≫黙祷。
≫オリンピックをかけたこの戦いは被災地に希望を届ける戦いにもなりました。
こころはひとつに勝利を誓う日本。
初戦の相手は日本バレーの伝統を受け継ぐ南米の古豪ペルーです。
これから両国国歌の演奏です。
♪〜
(国歌演奏中)≫オリンピックという夢舞台に向けて国の誇りをかけた戦いがこれから始まります。
続いて日本こころをひとつに束ねます。
♪〜
(国歌演奏中)≫東京体育館から生中継でお送りします。
オリンピック世界最終予選。
これから両チームのスターティングメンバーがコートには呼び込まれます。
日本の初戦の相手は、1988年ソウルオリンピック銀メダルの古豪・ペルーです。
ブラジル人のマラシウロ監督のもと16年ぶりのオリンピックを目指すペルーです。
そして我らが日本オリンピックの切符を取るための初戦のスターティングメンバーです。
≫4年に一度の独特のなんともいえない緊張感に包まれています東京体育館。
新チームのキャプテンに就任した木村沙織キャプテン4年目団結力で挑むオリンピックへの道です。
フェイントを落としていきました。
日本、1点目です。
放送の解説は川合俊一さんコートの縦の位置から竹下佳江さんコートサイド大林素子さんというコメンタリー陣でお送りします。
川合さんいよいよ始まりましたね。
≫いよいよですね。
本当にこの時期がやってきました。
これに勝たないとぜったいいけない大会ですからね。
選手もしびれてると思いますね。
≫強烈なスパイクを放ってきました。
8番のフリアス。
まだ18歳の選手です。
ペルーが日本の伝統を受け継ぐチームともいわれていますが今回、非常に若手の元気のいい選手を。
≫若手でしかも身長もみんな184とか185とかなかなか大きい選手がそろっていますね。
≫長岡、強烈なバックアタックを決めていきました。
縦位置の竹下佳江さん。
宮下をコンビに迎えたこの一戦ですが。
≫最初にミドルを使っているので攻めていってますよね。
≫いい攻撃が出ましたね。
長岡のバックアタック。
去年のワールドカップでもベストスコアランキング世界4位になった日本のぶれない得点源です。
1つ、川合さんペルーこの攻撃がきますね。
≫サイドの選手もいい攻撃ですけど今みたいにサーブレシーブがしっかり返るとミドルのセンタープレーヤーの選手がライトに走り込んでバンバン速いの打ってきますから。
サーブで乱すしかないんですよね。
≫帰ってきた荒木。
ロンドンオリンピック以来日の丸のユニホームに袖を通しました。
大林さん4年ぶりの1発目。
≫今日は、入り方がとても心配だったと、荒木選手おっしゃっていたんですが非常にいいですね。
コート内、今日すごく声が出てますよ。
≫大林さん、独特の緊張感あるかと思うんですが。
≫一番厳しさを知っているのは荒木選手だと思うのでいいスタートだと思います。
≫最初のブロックポイントは日本。
≫荒木ですね。
≫ペルーのパワーに全く負けていません。
オリンピックのあと結婚、出産を経てこのコートに帰ってきました。
戦う母は強し。
荒木絵里香のブロックポイントが出ました。
長岡、得意のストレート日本3連続ポイント。
いいですね、川合さん。
≫一発目の島村のトスが少し合わなかったからちょっと緊張してるかなと思いましたが2本目からばっちり当ててましたね。
≫長岡、荒木長岡、荒木できました。
≫宮下、落ち着いてますね。
≫力でいきますがタッチネットが日本にあったという判定です。
ポイント、ペルーです。
川合さん日本は勝利を収めるためにまずサーブで崩すこと。
ほかにどういうバレーが必要になってきますかね。
≫タイミングが変わったスパイクを打ってくるのでブロックよりも守備陣がタイミング合わなくならないようにしないと。
≫通しません、荒木。
ブロックで決まってしまえばそれでいいですね。
ブロックしてしまえばレシーブもしなくていいわけですから。
≫荒木絵里香の早くもこの試合2本目のブロックポイントが決まりました。
タッチネットがペルーにあってポイント、日本です。
7対3、その差を4点に広げます。
≫竹下さん日本ベンチなんですけど6台ほどのパソコンなどを使っているんですが今までペルーのデータがない分ブロックの位置を川北コーチが毎回、声出して指示してますね。
≫では、改めて放送席の紹介です。
解説は元全日本の川合俊一さんです。
ドキドキしましたがいいスタートを切りましたね。
≫よかったですね。
ブロックが3本も出ていますからね。
日本のブロックが出だしたら守備は抜群にいいですからこれは鬼に金棒ですね。
≫更にコートエンドには竹下佳江さん。
そして、実況は西岡孝洋アナウンサーです。
西岡さん。
≫コートエンド側のスタンドからお伝えします。
我々の周りに各国のアナリストが陣取っています。
ここからベンチに送られるデータがリアルタイムに生かされる現代のバレーボール。
情報戦でもあります。
こちらから両チームのフォーメーションそして戦術を分析しながら伝えていきます。
日本、まずはサーブ走っていますが、竹下さん。
≫コーナー辺りを狙っていきたいですよね。
今日、日本のブロック機能していますがここはいったんはじいてきました。
まずは竹下さん1本目のサーブの狙いやはり日本は非常に攻めている印象がありますね。
≫パスヒッターを狙っていますし崩せてるのでサイドからの攻撃が増えてきていますよね。
≫そしてもう1つのポイントサーブレシーブどの辺りか。
≫間辺りを気をつけたいですね。
≫ここはブロックをはじいていきました。
このパターンというのは竹下さん気をつけたいところであります。
≫まずサーブレシーブですよね。
しっかりと返して1本できっていきたいですよね。
≫今度はどうでしょうか日本サーブレシーブはいわゆる3人で守る形になります。
≫この辺りは狙ってくると思いますね。
≫今の宮下のトスアップはどう見ますか?≫今、1対1になっているのでこういう形はどんどんたくさん作っていきたいですよね。
≫そして今度は長岡のサーブに変わります。
改めて、狙い目のポイント。
≫3枚入っているのでこういうパスヒッターの奥辺りを狙っていきたいですよね。
≫そうすると次の攻撃にもつながらないというペルーです。
竹下さん、もう1つ日本の攻撃に関してここで解説をいただきたいんですが。
≫ここ、今、2枚なのでブロード攻撃でラインで攻めたりバックアタックもありますので入っていってほしいですね。
≫前衛は今、日本は2人という攻撃陣です。
≫長いラリーが続いています。
長岡!≫ナイススパイクですね。
≫長いラリーを制しました。
≫攻撃の形としては非常にいいですよね。
≫こちらからは後ほどじっくりと新しいバレーボールの視点でお伝えしていきます。
≫縦位置から見ると、川合さんバレーの奥深さとか戦略が見えてきますね。
≫横からとはちょっと違った形で見えますからね。
≫ブロックの動きというのもよく見えてきました。
≫僕らが見たいときは大体斜め上から見ますからね。
≫しかし、川合さんいいラリーでしたね。
≫リベロ佐藤がよくあげてるんですよ。
≫佐藤のブロックフォローが光りました。
力を込めた一撃でした。
故郷を思いながらのプレーが続いていきます、古賀紗理那。
今、強打決まりましたが川合さん、やはりペルーもレシーブのよさというのは随所に見せ始めているというような気がするんですが。
≫やっぱり守備がよくないとここまでこないですよね。
≫ここはブロック1枚になっていました。
強烈な一撃でした、ペルー。
≫打つことは打ってきますからペルーは。
≫この19歳のレイバ。
この選手を止めないことに日本の勝利は見えてきません。
去年は世界ジュニアというジュニアの世界選手権に出場していた選手。
MVPにも輝いたそうです。
≫ユースとかそういうところから出ていますからね。
世界戦は慣れていますね。
≫ここはブロックにかかりました。
ペルー、この試合最初のブロックポイント。
じわりじわりと詰め寄ってきます。
大林さん、コートの雰囲気はいかがですか?≫盛んに日本、今調べてるのはブロックされた変化のレシーブがうまくいっていないのでその辺の確認をかなりしていますね。
ベンチのほうもちょっと控えの選手も動かし始めましたね。
≫これもブロック2本続けてかかりました。
ちょっと、ペルーは古賀に2枚という。
≫木村沙織と古賀はマークしろという指示は出ていると思いますからね。
≫ただ、これぐらいの試練ならば古賀紗理那は乗り越えられる。
そのことは去年のワールドカップでも十分に証明してきました。
アウトになりました。
日本、粘り勝ちしました。
≫今のところ長いラリーはとってることが多いのでなんとかムードを保てていますけどペルー、強いですね。
≫日本に負けないぐらいのレシーブ力があります。
ただ日本も、この大会に向けてレシーブを最大限強化してきました。
≫男子の選手とかとずっと一緒に練習していますからね。
≫2か月間男子コーチ、スタッフの打ったスパイクの本数が1万本になったそうです。
≫男子のコーチ陣も大変ですよ。
≫そちらにも頭が下がるんですがそれによって自信を得た日本のレシーブ。
今日は南米の古豪ペルーとこのディフェンスの勝負ということになってくるかもしれません。
いいサーブが入った。
サーブポイント、これで1点差。
追いかけてきます、ペルー。
そして今、東京体育館からひときわ大きな日本コールがわき立ちます。
古賀を狙ってきました。
≫ロングサーブでこういうサーブを打つのはいないんですよね。
≫国内にいないですよね。
≫なかなかああいうサーブに慣れてないです。
≫ノーブロックになって長岡のバックアタックフェイントが決まっています。
これでフォワードに長岡が上がってきますのでフォワードの攻撃陣2枚の中よく日本は逆転を許さず耐えました。
フォワードに長岡が上がってきます。
フォワードは古賀、荒木、長岡。
サーブのいい宮下です。
日本にタッチネットがありました。
≫今のもちょっと踏み込みペルーのチームが変則なので、全体的にブロックもそうですけど守備陣がちょっとあってないですね。
≫タイミングを取るのが難しいですか。
≫キューバっぽいところがあるので。
≫川合さんブロックのタイミング見てゆっくりという指示が出ていますね。
≫合わせづらいんでしょうね。
≫ブロックにかかりました。
古賀紗理那が通りません。
≫サイドのブロッカーがいいですね、ペルーの。
≫ルエダですね。
セッター対角に入っています。
ルエダのブロックはほぼ古賀を止めています。
プッシュ長岡はよく決まっています。
≫長岡は冷静ですね。
≫14対13日本は1点のリードです。
古賀が下がって木村が上がってきます。
ペルーも、南米大陸予選で決勝でアルゼンチンに敗れて準優勝。
世界最終予選に回ってきた強豪です。
強烈なスパイク。
雄たけびとともに飛び込んできました。
≫座安選手が入りますね。
バックで古賀選手と変わります。
≫ここで日本は古賀に代わって背番号18座安琴希が今、コートに入ります。
これは認められません。
副審によって拒否されました。
どうしましたかね…。
大林さん、わかりますか?≫今、操作のことで押したはずなんですけどそれが入らなかったのかという。
今、チェックしてますね。
≫荒木のクイック。
いやな流れになるところでしたが。
≫宮下が冷静でしたね。
≫荒木の速攻。
川合さん、今日はクイックがよく決まっていますね。
≫荒木がクイックもブロックもいいです。
島村がまだ決まっていないので焦ってると思いますけど。
≫中盤で島村に1本ほしいですね。
荒木のサーブはネットにかかります。
しかし川合さん、改めてOQT・世界最終予選。
簡単な戦いというのは1つもありません。
≫ないですね。
≫本当に全てのチームに全力でいかないとなかなかひと筋縄ではいかないチームばかりですからね。
≫生中継で東京体育館からお送りしています。
オリンピック世界最終予選。
選手のすぐそばには元全日本の大林素子さんです。
大林さん、ここまでどうでしょう?≫ちょっと苦しい戦いにはなっているんですが今、タイムのときも戦術的なブロックの話とかあったんですけどとにかく控えの選手がまず寄ってきてスタメンの選手に声をかけて。
迫田選手が木村選手にといった形で。
本当にチームのみんなでここを乗り切ろうという形がね。
声は出ていますのでその辺りに期待したいと思います。
≫大林さん、やっぱり一致団結その力なくして世界では勝てないという日本ですよね。
≫それが今日見れるんじゃないでしょうか。
≫先ほどの16点目は日本つないだボールを最後はキャプテンの木村沙織というエースにつなぐ形でした。
ダブルコンタクトを宮下がとられました。
16対16、同点です。
ただ佐藤が、川合さん。
≫守備は抜群にいいですからね。
ディグね。
≫2013年以来およそ3年ぶりに全日本のコートに帰ってきた佐藤あり紗。
≫島村、プッシュ決めました!今日は完ぺきなコンビはまだありませんが。
≫縦のラインですけどね。
いいですね。
こういう何か川合さん執念ですよね。
≫今のはギリギリ、振り切るとタッチネットしそうなところをキュッと引いてね。
うまく決めていきましたね。
≫島村春世ミドルブロッカーの今日2ポイント目入っています。
ブロードが久々にやってきました。
キャプテンのウリベ。
やはりサーブで崩さないとこのパターン。
≫日本、サーブポイントがまだ0ですからね。
日本、サーブがよくないとなかなか勝ちにつながらないチームなので。
≫大林さん、古賀がフォワードに上がってきましたが≫日本対ペルー。
第1セットはこの試合初めて日本がペルーにリードを許してタイムアウトが明けます。
当たっている長岡。
古賀がつかまっている中が川合さん、長岡がきていますね。
≫長岡は冷静ですね。
自分の役割をキリッとやると。
古賀は、さっきベンチに帰ったときスパイクが落ちていますよねと冷静に自分で判断できているので修正してくると思います。
≫近めのブロード攻撃ウリベがきました。
川合さんポイントはサーブですね。
≫まだポイントないんですよね。
≫崩せるシーンというのは序盤ありましたよね。
≫もうちょっとサーブをしっかりたたいていかないとクイックをやられると厄介ですからね。
≫竹下さん日本のサーブなんですが受ける側のペルーディフェンスラインを結構上げているんですね。
もしかしたら長いロングサーブになるかもしれません。
ペルーサイドには倉田大誠アナウンサーです。
≫ブロック!≫長岡ですね。
ペルーのポイントゲッターレイバを止めました。
ストレート。
≫寄っていましたね。
2人とも寄っていてストレートは絶対に通さないというブロック。
≫この第1セットは長岡です。
長岡の力でこの第1セットを取りたい日本。
≫これもミラクル!長岡望悠が決めていきます。
3連続ポイント、日本。
その差が2点に広がりました。
≫守備からですよね。
≫中盤、逆転を許しながら日本、3連続ポイントで再び逆転に成功しました。
第1セットだけでここまで長岡ブロックを含めて9得点。
川合さん、ここからですね。
≫ここからですよ。
今、長岡の調子がいい間に古賀とか調子を取り戻してほしいですね。
≫プッシュした古賀のポイントになりました。
これで4連続ポイント。
大林さん、どうぞ。
≫竹下さん、古賀選手には眞鍋監督からとにかく迷うなと。
打ち切れという指示が出ていますね。
≫14人全員で戦うという意味では古賀のバックアップも石井や鍋谷とかいるんですが。
≫ここは出すでしょうね。
1セット目はね。
≫この形は日本…。
≫だめですね。
これをやられるのが一番だめですね。
ブロックに当てられて弾き飛ばされる。
≫当たって弾き飛ばされて誰も取れない場所に飛んでいくのが今、日本が一番やっちゃいけないことですね。
≫ペルーはメンバーチェンジ。
9番のレガラド。
この選手も98年生まれの18歳。
チーム最年少の選手がピンチサーバーで起用されます。
≫ポイント、日本です。
あと2点第1セットを取るまでです。
≫古賀が置きにいっていましたね。
やっぱりスパイクに力入ってないですね。
どこかで戻してほしいですね調子を。
≫今日、ここまでスパイクのポイントは1本という古賀です。
ブロックを内側今度は抜かれました。
先ほどストレートにブロックをされたレイバ。
ここで古賀に代えて座安。
日本はOQTを戦う登録の14人の中に本来リベロの座安をレシーバーとして起用しました。
≫日本、最初に先行してあとは守備固めして逃げ切ろうというそういうチームですからね。
≫これで佐藤と座安という日本にリベロが2人コートにいます。
そして、長岡が決めます。
長岡絶好調。
オリンピック最終予選は長岡自身、初めてですが更に手を打ちます。
島村に代えて、宮下とのコンビは盤石の山口舞。
タイムアウトをペルーがとっています。
24対21、日本が第1セットセットポイントを握っています。
≫今のは今朝の全日本の開幕戦を迎えるにあたってミーティングで眞鍋監督のコメントを紹介しました。
コートに入る6人だけではないんだというのが日本の思いです。
そして、このあとですが川合さん、今、眞鍋監督から長岡に対してブロックの指示が出されましたね。
≫山口にも言っていましたがレフと2枚跳んでライトのワンレッグ攻撃は木村沙織で1人でブロックにいくということですね。
≫恐らく12番のレイバがレフトから打ってきます。
≫そこに2枚いかせて木村沙織がライト攻撃を1人でいくと。
≫クロス!アウトになりました。
ワンタッチはありません日本に25点目。
チャレンジをします。
ペルーのマラシウロ監督。
これは恐らくワンタッチでしょうね。
チャレンジをします。
≫ボールがちょっと変な回転だったのでワンタッチしている感じもありますけどね。
今大会も導入されているチャレンジシステム。
いわゆるビデオ判定です。
山口にワンタッチがありました。
ということでペルーのチャレンジは成功。
ポイントがペルーに入ります。
日本の25点目が取り消されてペルーに25点目。
こうなると2点差。
まだ第1セットはわかりません。
更にペルーはレイバに代えてアルメイダをピンチサーバーとしてコートに入れます。
この選手の情報も日本は入っていません。
世界ジュニアの正セッターです。
ここは川合さん、長岡ですかね。
山口もコンビは合いますからね。
ホールディングをとられて1点差。
まだタイムアウトは1回日本残っています。
タイムアウトを要求します。
これがOQTオリンピック世界最終予選。
簡単な戦いは1つもありません。
≫集中して!いくぞ!≫1点取りにいこう!≫勝負どころを迎えました日本です。
あと1点というところまではきていますが川合さん、もうこの1点を…。
≫誰が決めるか決めといたほうがいいくらいですね。
≫この1点を取るか取らないか。
≫長岡でいくなら長岡、いけよと言っといたほうがいいくらいですね。
≫今、幸いにして古賀に代わって座安が入っていますのでサーブレシーブが木村沙織の範囲を非常に狭くしてほぼ佐藤と座安の2人でとるようなフォーメーションにしています。
≫守備はそんなに乱れることはないと思うんですよね。
この1点を取りきれる選手は誰かということですよ。
≫オリンピック世界最終予選初戦ペルー戦。
この1点がこの大会の命運を左右するかもしれません。
長岡!追いすがるペルーを振り切りました。
日本、苦しみながらも第1セットをもぎ取っています。
≫第1セット日本、取りました!接戦でしたが長岡選手が決めてくれましたね。
そしてここからは全日本をずっと応援してくださっているテリーさんと徳井さんに来ていただきました。
どうでしょうか?≫長岡選手すごすぎる。
10得点でしょ。
すごい。
≫後半、木村選手古賀選手なんかも多分、エンジンがかかってくると思うのでここからは楽にいけると思います。
≫こんな熱戦でありますけどライバル韓国も初日から激しい試合となりました。
日本に立ちはだかる大注目のライバル韓国はイタリアに1対3で敗れたんですけどキム・ヨンギョン選手なんと1人で24点、取っているんですね。
テリーさんキム・ヨンギョン選手相変わらずすごいですね。
≫韓国に日本、勝ってるしロンドンでもばっちりやってますので問題ないと思います。
≫アジア最上位になるためにも韓国には絶対に勝たないといけないんです。
そのためには、まずはペルー戦に勝ってほしいなと思います。
みんなで応援しましょう。
≫そして順位表ここで改めて確認しましょう。
こちらは日本戦、前の順位なんですが。
今大会は勝ち数、勝ち点、セット率得点率によって順位がつけられます。
勝ち点はストレート勝ちもしくは3対1で勝利すれば3ポイント。
フルセットでの勝利は2ポイント。
フルセットでの負けは1ポイント。
ストレートもしくは1対3での敗戦は0ポイントとなります。
フルセット以前に勝利を収めることが。
≫4年目も勝ち点でオリンピックの明暗を分けましたから。
勝ち点、絶対大事です。
≫とにかく日本、この試合をストレートで勝てばいいわけです。
≫ボルテージもますます上がってきました。
まもなく第2セットのホイッスルがなります。
≫これから第2セットが始まります。
川合さん、長岡がよく当たっていますのでそのほかの選手が木村が1点古賀が1点というところなんですよね。
≫今のセット長岡がいなかったら本当に危なかったですよ。
≫その中で、日本第1セットを取りましたがやるべきことはありますね。
≫まだ力半分も出てないですね。
日本の力が。
まずサーブが全体的に弱いのがありますからあとは木村と古賀両エースがもうちょっと当たりを戻してくれればね。
調子が悪いようには見えないんですけど少し、初戦というところで緊張感あるのかもしれません。
≫後戻りの許されない明日なき戦いです。
この大会はアジア大陸予選を兼ねた世界最終予選です。
日本がオリンピックの出場権を手にする条件はアジア4チームの中で一番上になるか。
そのチームを除く7チームの中で3位以内に入るかです。
4年前は最終戦までわからない戦いでした。
勝つのはもちろん1セット、1点を大切に戦わなければなりません。
スターティングメンバーに日本、島村のサーブから始まります。
メンバーに変更はありません。
生中継で東京体育館からお送りします。
日本対ペルー第2セットが始まりました。
最初の1点がペルーに入ります。
ペルーは3番ルエダ8番、フリアスがいますがほとんどが12番のレイバのスパイクでしたね、第1セット。
更にローテーションを少し変えてきたペルー。
≫ちょっとタイミングがちょっと変なのでブロックもだいぶ落ち際に打たれていますのでここをちょっと我慢して速く跳ばないほうがいいです。
≫大林さん、どうなんでしょう。
踏み込んだあと間があるんですか。
レイバは。
≫耐久力があるので落ち際に打たれることが多いんですよ。
日本も木村選手がやるような。
日本のブロックが中途半端なタイミングなのかなと思います。
≫これはレイバのミスになりました。
19歳の古賀と同じ1996年生まれのアンヘラ・レイバがここはミスになりました。
14歳のときにペルー代表に名を連ねたという南米の19歳ライジングスターとも呼ばれています。
このレイバを止めないことに日本の勝利はありません。
≫レイバ狙いですね。
≫サーブポイントになりました。
これ実質最初の日本サーブポイントといってもいいかもしれませんね。
≫日本、もっともっとサーブポイントを取るチームなんですけどね。
少し、もっと強く打てという指示は出たと思うんですが。
リベロが真ん中にいるので端を狙うと緩くなるんです。
≫長岡の好調は続いています。
日本3連続ポイントで逆転です。
第2セット、3対2。
1点リードに変わりました。
宮下のサーブがターゲットを狙うとどうしてもゾーンが狭くなる。
≫相手のリベロが真ん中なので端っこを狙わないといけないじゃないですか。
そうすると慎重になって緩くなるんですよね。
≫強烈なショット!ペルーは川合さん日本の木村と古賀をマークして。
≫完全にマークして。
今、長岡1枚もいなかった状態ですよね。
≫こういう要素もありますがそれにしても絶好調です長岡望悠。
サウスポーのポイントゲッター。
これは押し負けました11番、イジェスカス。
22歳にしても2度目のOQTオリンピック最終予選というイジェスカスです。
この宮下のワンハンドに古賀がものすごいスパイクを。
≫守備が強いですね、日本はね。
≫データで2か月古賀はおよそ800本だそうです。
男性コーチ、スタッフのスパイクを上げてきました。
これはジャストミートしません。
ポイント日本です。
≫点数、入りましたけどちょっと古賀、心配だな。
≫打ち方を見てますとブロックをされないようにと高い打点をとることをかなり意識しているんですけど振り切れていないなというのがあるのでブロックを考えてもいいんだけどとりあえず1本打ちきる手応えがあるとまた変わるのかなと思います。
≫第1セット、試合の序盤にブロックにつかまったという。
それを払拭できるか。
ストレートで抜いてきた。
ミラクルサオリンと言われるゆえんです。
ブロック2枚のその隙間。
≫ここ、よく追いつきましたよね。
レシーブね。
≫佐藤あり紗のディグがよく光っています。
≫ディグは抜群にいいですからね。
≫木村が木村らしいスパイクを決めて3点の差がつきます。
連続ポイント、日本。
これも1つのチームプレーというんでしょうか。
≫今、宮下がごめんなさいって言ってますよね。
それをなんとかエースのキャプテンの木村が決めてミスにさせなかったという。
木村、よく頑張った。
さすがキャプテン。
≫これですね、大林さん。
≫こっちも、ちょっとベンチで見てビックリしました。
ナイスプレーでしたね。
≫川合さん、4点のリードです。
≫キャプテン木村の復活でリードを5点に広げた日本です。
木村がキャプテンになったのが2013年。
ロンドンオリンピックの翌年でした。
小学生からバレーを始めてキャプテンになるのは初めてだった木村。
キャプテンとして4年目です。
どうしたらチームが1つにまとまるのか。
試行錯誤を繰り返してきた3年間でもありました。
試合中に点を取られたあともコートの真ん中で円陣を組む。
これは木村沙織がキャプテンになって変わった日本代表の新しいスタイルです。
そして、木村の頑張り木村がプレーで引っ張ることによってチームメートたちもこころはひとつにまとまっていったチームでもあります。
第1セットは川合さん、ここからペルー、追い上げてきましたので。
≫中盤に、調子に乗ってくるとパンチ力があるチームなのでブロック飛ばされたりしましたからね。
その辺、注意ですね。
≫木村の強烈な一発。
大林さん、今のは?≫非常によかったですね。
コンビ的にもね。
あと、先ほどなんですがペルーの監督がイエローカード出されたんですよ。
日本のドリブルとかワンタッチについてかなり執拗に言っていたので出されたんですけどそのあと、監督ちょっとおとなしくなりました。
≫こちら、モーションスカウター。
打点は2m89という今の木村でした。
木村が帰ってきました第2セット。
古賀のレシーブをキャプテン木村が得点に!≫よく高く落ちてくるのを少しだけクロスにひねったんですよね。
普通に返してしまったらブロックされるところを…。
≫それから川合さん、古賀のレシーブのあと宮下がつなぎましたがあれを打てるようにトスに変えるんだという意識づけも相当してきましたね練習で。
≫やっぱり守備がいいのでそのあとのトスをしっかりすれば…。
≫木村、跳ね返してブロックポイント。
11対4、その差が7点。
広がります。
≫第2セットの序盤です。
ここまで縦位置アナリストエリアはどう見ているでしょうか。
西岡アナウンサーです。
≫こちらからはペルーのブロックの枚数がよく見えるんですが日本、第1セットは長岡第2セットは木村。
フォーメーションから好調の理由がわかってきました。
竹下さん。
≫長岡選手3枚のケースが多いんですけど相手のブロックが割れるんですよね。
そういった意味ですごくいい状態で打てていますよね。
≫この2枚のブロックを竹下さん、木村はうまく利用した形にもなりましたね。
≫そうですね。
ストレート側が非常に空いているのでうまくコースを切り替えて打っていってますね。
≫タッチペンでご覧いただきたいと思いますがブロックの位置、こちらはサーブレシーブからになりますが。
ペルーのブロックがどう動いていくのか。
この辺りにも注目してご覧ください。
荒木のサーブが続きます。
サーブポイントです。
≫いいですね。
今まで正面にいっていたんですけどちょっとずつ前後に揺さぶっていっていますよね。
≫ですから、こちらに上がってきているデータで言いますと木村、長岡この前のローテーションのときには非常に日本、得点が取れていますが逆に課題は長岡が後ろに下がったあとということもデータに出ています。
ちょっとペルーがここは力が入りました。
竹下さん、こちらからはこういうデータが上がっています。
≫うまく川合さん竹下さんの解説ですとサーブは強さというよりも前後左右の揺さぶりでいい流れがきているということでしたね。
≫正面行くといいサーブでもとられてしまうので荒木は後ろに打って決めてね。
横でとらせるのがいいですね。
≫クロスを抜いてストレートに打ってきました。
そしてこのあとの日本の攻撃ペルーのブロックをどうかいくぐるかということになっていきます。
メンバーチェンジです。
フリアスに代えて190cmのレガラドを今度は、フォワードで起用します。
木村の前にくる選手です。
190cmあります。
まだ18歳。
佐藤あり紗が飛びつきましたがルエダのポイントです。
≫島村が決まると思ってなかなか決まらないですね。
守備はファインプレーでしたけど。
何度も決まっていいようなスパイクあったんですけどね。
≫もともと島村のサーブのよさというのを買って今日のスターティングメンバーに抜擢されました。
ワールドカップからこの日の丸をつけての島村のプレーです。
バックアタック。
古賀のプッシュになりました。
これがネットにかかっています。
木村が当たっているうちにというコートエンドの竹下さん。
今、宮下の考えというのはどうでしたかね。
≫古賀選手にポイントを取らせたいという意図もあると思うんですけど。
今、3枚のケースなので相手のブロッカーが結構割れるんですよね。
フロントをどんどん使っていっていいと思いますよ。
≫ここもセンターが遅れてくるということで長岡。
≫今日は長岡本当に安心してみてられますね。
≫オリンピックのかかった試合というのはそのプレッシャーはあまり見ている感じでは感じられません。
OQT、戦っていけば絶対に山は来ると思う。
≫集中して!≫第2セットは大きなリードになりました。
応援席のテリーさん。
いい流れになってきましたね。
≫木村選手が上がってきましたよね。
相変わらず荒木選手もいいですからかなり期待できますね。
≫やっぱり、テリーさんお母さんって強いんですね。
≫そうですよね。
心の支えになるんじゃないですか。
≫出産を経て、このコートに帰ってきた荒木絵里香。
長女の和香ちゃんは今年2歳になりました。
バレーボールを見るとママのお仕事。
ラグビーを見るとパパのお仕事。
それぐらいがわかるようになってきたそうです。
2014年に愛娘が誕生しました。
ロンドンオリンピックのキャプテン。
それから北京で初出場。
自身3回目のオリンピック。
それからアテネのときには代表落ちという悔しさも知っている選手。
全日本に頼もしい荒木絵里香が帰ってきています。
このセットは大きなリードを保ったまま。
その差は9点。
今度はサーブポイント。
ブロックありサーブポイントあり。
長岡ノリに乗っています!≫サウスポーなのでちょっと回転がシュート回転みたいになるので受け取る側はやりづらいところがあるんでしょうね。
強いサーブでサーブポイントを取っていきました。
その差を10点に広げた日本。
きました、島村ブロード攻撃!≫やっと島村らしい機動力のある。
速いトスが上がった瞬間に打ちますからね。
ここでペルーがタイムアウト。
このセット2回目要求しています。
≫その差、11点に広がった中で応援席、今度は徳井さんいかがですか?≫宮下選手のバックトスの精度がすごく高いので長岡選手すごい打ちやすそうですね。
≫ちょっと、見るところが専門家的すぎるので竹下さんに伺いましょうか。
竹下さん、いかがですか。
≫ミドルをどこに入れるかによって1枚になるケースも多くなってきているのでその選択も非常にいいですし。
長岡選手もトスラインも打てるトスが上がってきていますよね。
≫ということです、徳井さん。
≫なんとなく当たっていたと捉えていいですね。
ありがとうございます。
≫ちょっと応援席、それから放送席にも余裕が出てきました。
この点差で。
≫でも、さっきの1セット目も中盤で余裕を見せると本当にきますから。
ブロックポイント!木村だ!木村復活、第2セット。
やっぱりこのチームにはキャプテン木村が必要です。
≫いいブロックですね。
しっかり手を出して。
≫ロンドンのときまでは川合さん唯一の弱点がブロックともいわれていました。
≫それ以降、ブロック力上がってきましたね。
≫日本のブロックポイントが7。
ペルー、3。
相手チームのそれを上回っている今日の日本のブロックです。
≫竹下さん。
日本のベンチなんですけれども点差が広がってきたということで明日からの試合を考えていろんな選手を出したいということがあると思います。
いま、石井選手がベンチに来て。
そのほかに古賀選手の8番ですとかメンバーを代える準備ができています。
≫このセット、この点差ならばできますね。
島村もよみがえってきました。
≫全員出さないとこの6人だけでは、最後まで試合できませんからね。
≫世界の強豪しかもラストチャンスという8つのチームが集まってきています。
古賀に代わって石井です。
これはブロックはじかれました。
大林さん、石井が入ってきたことによってどうでしょう。
更に木村に代わって座安を入れるようです。
どんどん入れていきますね。
≫ほかの選手にも眞鍋監督、声をかけてましたね。
≫ペルーもメンバーチェンジです。
15番のパルマ。
この選手がレシーバーの選手です。
守りを固めようというペルーです。
座安が木村に代わって入ります。
これでコートに木村と古賀が離れて石井と座安が入ります。
レシーバーは座安と佐藤あり紗。
きましたね、島村春世の本来の力。
≫このクイックの速さを買われてスタメンですからね。
そしてサーブも本当にしっかり打ったらいいサーブが打てますから。
≫ローテーションでファーストサーバーが島村になるようにしたそうですがそれぐらい今サーブが絶好調という島村。
バックアタックで長岡。
止まりません、長岡。
この試合、これで17点目。
今日、応援席から韓国のキム・ヨンギョンもすごかったという話がありましたが。
日本の長岡も今日は神がかっています。
2m94。
≫高いですね≫ブロックポイントになるかどうかわかりませんが、23点目。
第1セットの接戦が信じられないような。
第2セットは圧倒している日本。
≫サーブが入ると全然違いますね。
≫ワールドカップでもチームのランキングとしてサーブは世界1位になりました。
サーブが走れば日本世界に敵なしか。
ワンタッチはありません。
日本、なんと24対9。
これだけの大差をつけました。
流れを第3セットに持っていくためには一気にいきたい。
コートの中もよく声が出ています、日本。
得意のクロスに打ち込んできました。
24対10。
ただそれでも14点の差をつけています。
まだフォワードにレイバがいる状況の中日本対ペルーオリンピック世界最終予選の日本にとっての大事な初戦でした。
≫全日本選手たちのユニホームに書かれた「こころはひとつ」の言葉。
これはちょうど1か月前に起きた熊本地震への思いが込められているんです。
そしてチームの中でもひときわ強い思いでこの試合に臨んでいる選手がいます。
古賀紗理那選手です。
実家熊本に住むご家族も一時、佐賀に避難するなど古賀選手にとってそんなご家族のことも気にかけながらの合宿となりました。
≫この初戦にご両親も会場に駆けつけていらっしゃるということで先ほどお話を伺ったんですがとにかく足を引っ張らないように今できることをやってほしいとおっしゃっていました。
≫そして会場内にはそんな古賀選手を応援する横断幕が飾られています。
実は古賀選手、震災直後に後輩たちにメッセージを送っていたんですが憧れの先輩からもらったエールに応えたいという後輩たちからの思いが詰まっているんです。
≫今日の力強いプレーが後輩たちに必ず勇気を与えてくれるはずです。
≫2セットを連取した日本。
このセットを取れば開幕戦の勝利が決まります。
日本の迎える第3セット。
このセットは眞鍋監督古賀に代えて12番、石井。
この石井をコートの中に入れてきました。
この辺りの狙いは、川合さん。
≫古賀がちょっと決定率、だいぶ下がってるので少し休ませて試合は長いですからね。
まだまだいい選手がいますから。
石井選手も中国遠征ではものすごく活躍してましたから。
≫この大会の前に行われた海外遠征は中国遠征。
第2セットの最後のスパイクもそうでしたが調子いいんですね。
石井が。
≫いいみたいですね。
≫大林さん石井もロンドンのあとから代表になった選手ですね。
≫石井選手が去年までスタメンに入りたくて入れないときもやもやしてたんですけれども今年になって途中から自分が入ることによってスタメンが元気付ければいいと気持ちが吹っ切れたと。
それが多分今の彼女のモチベーションにつながっているのかなと思います。
≫これも木村沙織のような…。
ミラクル優希のスパイクを見せました。
≫トスもだいぶ後ろのほうでね。
あそこしか決まらないようなところですよね。
≫レシーバーの後ろ。
ミラクルスパイク。
神がかった選手。
必ず川合さん、大会にはシンデレラガールラッキーガールが必要になるといいますが。
≫絶対、出てこないと大きな大会には勝てませんから。
≫荒木絵里香!荒木のブロックが出ると何か会場がウワーッと盛り上がります。
≫力強いんですよ。
ブロックしたボールがどーんと相手のことを打ちますからね。
≫世界のパワーに負けない力を持っています、荒木絵里香。
このブロックは吸い込みになりました。
宮下でした。
第1セットは接戦の中取った戦いでした。
第2セットは25対10。
15点差をつけての日本でした。
迎えた第3セットです。
このセットから古賀に代わって石井を入れた眞鍋監督。
その石井のポイントもありまして3対1。
≫ストレートですいいですね、荒木は。
≫荒木が乗ってきたらフルスイングで打ちますからレシーブできないですね。
背番号11。
≫多分ベテランですけど久々の復帰なので緊張して入ったと思うんですけど。
荒木はね。
≫ブロック。
今度は長岡だ。
≫ナイスブロック!真下に落ちましたね。
≫はにかんでいますが内心うれしいでしょう。
≫絶対、自分がブロックしなきゃいけないコースをしっかり抑えれたっていうのはうれしいでしょうね。
≫レイバを止めれば日本は勝てるということを長岡もよくわかっています。
ここは速攻を使ってきました。
イジェスカス。
ペルーの足が止まっています。
≫余裕が出てきた。
≫石井はよく見えています。
今もちょっとネットから離れた位置の速いコース。
押し込みました。
そして、サーブもいい石井優希。
サーブ、スパイク、レシーブなんでもいいという今、絶好調の石井です。
ブロックを弾き飛ばしていきました。
木村も乗ってきた。
≫全体がいい調子になってきましたね。
≫大林さん木村がワールドカップあまり調子がよくなかった中…。
≫本人もすごく苦しい1年だったと思うんですけど≫今コートの中には、長岡そして石井ともに久光製薬でプレーする2人。
それからミドルブロッカーの島村も24歳。
セッター宮下、21歳。
川合さんロンドンから4年が経って平成生まれの選手がこうして日本を引っ張っているという。
≫ベテランも必要なんですけどやっぱり若手が何人か出てこないと男子バレーもそうなんですけど石川とか柳田とかね。
若い選手がくると強くなってくるんですよ。
≫日本はチームの形がよくなってきましたもんね。
ブロック、はじかれています。
さすがにレイバも工夫をしてきましたが。
≫でも、佐藤今日は強いですね。
大林さん、一番近くでどんなふうに見てますか?≫反応もちろんいいですけれども打ってくるときに先を読んでいるというところが彼女のいいところです。
走るっていうよりもいるんですよね。
すごい選手です。
ブロックとのコンビということになりますかね。
≫よくいないところを見て…。
≫ブロックに当てられて遠くにいくのがいやなんです。
≫今のも自分のポジションじゃないですからね。
今のポジション本当だったら石井のポジションなんですけどそこまでとりにいきましたね。
木村のプッシュ!ストレートを決めています。
ラリーは日本です。
≫この辺が木村沙織ですね。
≫木村らしさ。
やはりコートエンド、竹下さん。
木村が荒木が入ったことによって相乗効果がありますよね。
≫そしてやっぱりこの大会にかける思いというのは人一倍強いですからね。
≫オリンピック最終予選の戦い方というのをよくご存じの竹下佳江さんです。
≫よけきれないというくらい相当スパイクの速さあると思いますね。
≫頭にぶつかったでしょうか。
第3セットも日本いい流れなんですが点差を見ると4点しか開いていません。
まだ序盤。
島村が当たっています。
≫決して思い切り振り切っていないんですが速いクイックですね。
ここからワンレッグ片方の足だけで跳んでワンレッグのCですね。
≫荒木絵里香さんが憧れの選手だったそうですがそんなことは言ってられません。
キャプテンのウリベです。
ここからはペルーもセットを取っていかなければオリンピックは見えてきませんので。
2000年のシドニーオリンピック以来古豪復活をかけて戦ってくるペルーです。
食らいついてくるはずです。
その気持ちを受け止めて、日本。
≫これはブロックに当てていきました。
レガラドです。
≫ペルーも守備いいですよやっぱりね。
ちょっと3点差いやな点差ですから。
≫1965年日本の加藤明さんがペルーに渡ってこのペルーチームの礎を築いて。
そして世界選手権でも2つのメダル88年ソウルオリンピック銀メダルというかつての強豪国です。
今回はブラジル人監督のマラシウロ監督。
再びペルーのバレーが栄光を、脚光を浴びるときがやってきたとそう話しこの大会に臨んできています。
チャレンジです。
ワンタッチをしたと。
主審のチャレンジです。
ワールドカップでもあったんですが。
ペルーはチャレンジしていませんが主審のチャレンジです。
ワールドカップでもあったんですがどちらのカウントにも含まれません。
まだ両チーム、2回ずつのチャレンジが残っています。
ワンタッチがあったか否か。
このオリンピック最終予選にも導入されています。
各セット2回まで。
成功すればその回数は残ります。
さあ、どうでしょう。
ワンタッチはノータッチということでポイントは日本に入ります。
≫ラリー中にも今、タッチネットしたんじゃないかなと思ったらプレーを止めてチャレンジできますからね。
≫まだそういうシーンというのはありません。
≫夢のオリンピックに向けてストレート勝利でその道の第一歩を踏み出すことはできるでしょうか、日本。
2セット連取。
迎えた第3セットは5点リードでこれから中盤に入っていきます。
プッシュの石井。
今日はよく相手のコートが見えています。
大林さんトスが合ってないというわけではないんですよね。
≫打とうと思えば打てたと思いますけど若干ベストではなかったので対応したなという打ち方でしたね。
≫ブロード攻撃。
島村打ち込んでいます。
≫島村がちょっとだけ合っていなかったと思うんですけどね。
でも、打ち出しが速いのでね。
向こうの守備が、さあくると思ったその前に落ちてきますね。
≫ノータッチでサーブポイントはわずかにアウトになりました。
≫今の、入ってても取れないですね。
≫木村が今日はよく声を出しています。
第1セットこそ得点1しかなかった木村ですが第2セット以降復活をしました。
これはアウトになりました。
ここから一気に走るために川合さんどういうところになりますか?≫守備は、ものすごく安定してますのでブロックの本数がもうちょいほしいですね。
≫島村のサーブポイントでその差を8点に広げました。
眞鍋監督は就任以来、サーブで世界一にならなければならないと言い続けてきました。
そのほかにもサーブレシーブスパイクレシーブそれからミスによる失点を減らすバレー。
この4つの部門で世界一にならないといけない。
眞鍋監督が求めてきた形です。
そして今年そこにオリンピックに向けて世界一のチームワークを加える。
金メダルを目指す眞鍋JAPANの戦いです。
サーブのいい島村連続サーブポイントなるか…。
ちょっと合いませんでした。
≫竹下さん日本ベンチなんですが鍋谷選手にサーブの出番があるということとあと迫田選手もアップしろといわれていますね。
≫なるべく多くの選手を使いたいと。
≫迫田選手なんかも韓国とやると調子よかったりしますからね。
≫今回は江畑幸子がロンドンオリンピックの銅メダリストがこの14人のメンバーから外れて迫田と長岡、センター対角はこの2人で戦うという決断を下しました。
≫江畑選手も、ちょっと怪我があったりしてるのでそれはしょうがないんですけどね。
その分、代わりに入った選手は頑張ってほしいですね。
≫仲間の分もオリンピックの切符をつかむための14人と眞鍋監督は話します。
竹下さん、コートエンドなんとかトスにしようという…。
≫ちょっときついボールになってしまいましたよね。
中国遠征のあとからやっぱり丁寧にやるプレーというのを心がけてやってるんですよね。
≫それを思い出すことが必要になってきますかね。
≫佐藤選手ゆっくりしたプレーが自分でも苦手なんでばーっと走ってとりにいくのは得意なんですが。
≫誰もいないところにボールが落ちました。
振り向けばペルーその差は6点です。
日本が勝利を収めるまでにはあと8点が必要です。
石井がクロスで決めました。
得意ではないコースです。
そして笑顔がはじけます。
石井優希。
≫ストレートを結構決めてくる選手ですけどもね。
今のは打ちましたね。
≫パワーがあるというのがよくわかりました。
≫たたけますね。
ボールをしっかり。
≫そして、ペルーは18番のゴメスサイドプレーヤーとそれからセッターのアルメイダを入れてきました。
これでペルーチームは6人のうち5人ですかね。
世界ジュニアを戦ったメンバーになってきました。
若いチームになっています。
今の印象いかがですか?スパイク。
≫多分、当たり損ねってとりづらいんですよ。
守備が一番しづらいのはノー回転とかで飛んでくるボールはとりづらいんですよ。
回転してとりづらいとなかなかとれないんですけど。
だから、いやな打球なんですよね。
≫これは入っています。
ペルーがチャレンジをしてきます。
恐らく今の荒木のスパイクのアウト・インです。
鍋谷がピンチサーバーに入ろうかというところでした。
大林さん、鍋谷が恐らく14人、メンバー外れた大竹の分もという。
≫ただ、ゆっくり2人ではまだ話ができていないそうです。
やっぱりお互いそれが分かり合っているので私は頑張るんだと本人が言ってましたね。
≫今、荒木が笑顔で鍋谷を迎えました。
オリンピック世界最終予選初登場、鍋谷友理枝。
中学生のときから同じチームでプレーしてきた。
メンバーからは外れた大竹の思いも込めてそして合宿をともに戦った18人、こころはひとつ。
その思いで鍋谷はサーブに思いを込めます。
夢舞台を争うこの世界最終予選。
これはスパイクアウトになりました。
ポイント、日本。
20点目の大台に乗せました。
ルエダのスパイク、アウトです。
≫サーブで攻めていいですよ。
≫鍋谷は去年のワールドカップ優勝した中国からも3本のサーブポイントを奪っています。
ここでペルーこのセット最後のタイムアウトを要求。
その差は8点です。
≫もう1点、もう1点!≫今日一番の大きな声が円陣の中でかかりました。
もう川合さん、監督もコーチも言うことなしという。
≫ここで変な指示をするとまた流れが変わったりすることがあるのでね。
あとは、流れを変えないというだけですよね。
監督はね。
≫今日も初日からこの東京体育館立ち見も出るほどの超満員になりました。
この声援に背中を押されて日本のメンバーは戦っています。
これからピンチサーバー鍋谷のサーブが続きます。
日本20対12その差が8点。
鍋谷コールが沸き起こります。
生中継でお送りしています。
リオデジャネイロオリンピック世界最終予選。
日本初戦勝利まではあと5点です。
ルエダできます。
これはアンテナに当たっています。
ポイント、日本21点目。
あと4点です。
≫これ、気持ちよく初戦は勝ちたいですね。
ここまできたらね。
≫とにかくアジア最上位かそれを除く上位3チームという厳しい条件です。
1セットあるいは得点率というところにもオリンピックの切符の行方左右されます。
長岡が決めた!この試合は最初から最後まで好調をキープしています、長岡。
この試合、なんと20点目!≫今日の韓国のキム・ヨンギョンそれよりもセット平均でいったら上ですよね。
≫キム・ヨンギョン4セットで24点。
≫3セットで20ですからね。
≫火曜日に韓国と日本は対戦します。
木村沙織だ!キャプテンに満開の笑顔が花開きました。
日本、23点目!≫抜群のブロックの手の形してましたね。
≫木村自身、今日2本目のブロックポイントですかね。
レシーバーを入れるペルーです。
6連続ポイントで一気にたたみかけにいきます。
今度は強打でいきますがジャストミートできませんでした。
ただ、ノリに乗ったときの日本が強いということを改めてこの大会の初戦見せてくれた。
ここで荒木がコートに戻ります。
そして、その荒木がリベロに代わります。
≫アウトになりました。
≫攻撃はいい攻撃ですけどね。
力が入った。
≫大林さんこういうのでいいですよね。
≫思い切りがありますからね。
あと、ベンチに迫田選手が座ってますね。
≫出番きますかね。
長岡に代わる札を持っています。
木村の強打でいきました。
その前にタッチネットもありました。
ポイント、日本。
ここで迫田が入ります。
迫田がこのオリンピック出場権をかけた戦いのメンバーにいる理由。
それは対アジアのチームに対して無類の強さを持っています。
ですから、明日、カザフスタン火曜日から韓国。
この戦いの中で恐らく迫田の力は必要になってきます。
腕ならし。
日本、勝利へのマッチポイント。
木村でいった!宮下が最後に選んだのはキャプテン木村沙織!キャプテン木村率いる我らが日本!大事な初戦、ストレートで白星をつかみとりました。
勝利の円陣がコートの中に生まれました。
川合さん、今日のゲーム振り返っていかがでしょう?≫1セット目はどうなるものかと思ったんですけどね。
本当、ずっと通して長岡がよく頑張ってくれましたよね。
その長岡のおかげで木村沙織も復調しましたしね。
荒木絵里香がブロックやっぱり出ますね。
出ますと、やっぱり荒木、強いですね。
≫そしてコートエンドから見つめた竹下佳江さんはいかがでしょう。
≫まず1勝したことは本当によかったと思います。
ただ、ここからですよね。
本当に厳しい戦いが続くと思うので1つ1つ反省点を持ってまた次の試合に臨んでほしいなと思います。
≫さすが4年前経験している竹下佳江さんは…。
≫厳しくいかないとね、ここは。
≫この戦いの厳しさをよくわかっています。
順位表を確認しましょう。
もちろん、日本はストレート勝利ですからこの時点で1位になりました。
大林さん。
≫私の前を14人から外れた選手が通ったんですよ。
おめでとうって、口々に言ってみんなで戦ってるなというのがこのチームの強さでありやってくれるなという思いで胸がいっぱいになりました。
≫これ、14人に入れなかった大竹、江畑、内瀬戸それから初代表の田中瑞稀。
仲間をコートに呼び寄せて勝利の足を鳴らしました。
それではインタビューです。
≫眞鍋政義監督です。
見事な白星発進おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫今の日本の強さひと言で教えてください。
≫まず、本当に選手がよく集中していますね。
≫それでは大歓声を送ってくれた日本のファンにリオに向けて1つ約束をお願いいたします。
≫まずは、明日のカザフスタン勝って勢いをつけて必ずオリンピックの出場権を獲得したいというふうに思います。
声援よろしくお願いします。
≫応援しています。
お疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫眞鍋監督でした。
続きまして、日本のキャプテンこの人、木村沙織選手です。
本当にお疲れさまでした。
≫ありがとうございました。
≫この大きな歓声4年ぶりに聞いてみて今の思い、いかがでしょうか。
≫本当に、たくさんの応援ありがとうございます。
明日もしっかり頑張りたいと思います。
応援よろしくお願いします。
2016/05/14(土) 19:00〜20:54
関西テレビ1
2016リオ五輪 バレーボール世界最終予選 女子日本×ペルー[字][デ]
(延長時、以降の番組変更繰り下げあり)
五輪出場への最終決戦ついに開幕!キャプテン木村沙織ら一致団結で絶対勝利へ!▽19歳古賀紗理那は故郷熊本と心一つに
詳細情報
番組内容
8月に開幕する〈リオデジャネイロオリンピック〉の出場権をかけた全日本男女の最後の戦い『2016リオデジャネイロオリンピック バレーボール世界最終予選』。
今大会は男子8チーム、女子8チームがそれぞれ総当たり戦を繰り広げ、(1)アジアの最上位か、(2)(1)を除く全体の上位3位に、2016年リオデジャネイロオリンピックの出場権が与えられる大注目の大会を東京・東京体育館から完全生中継でお届けする。
番組内容2
まずは世界ランキング5位の全日本女子が先陣を切る。絶対的エース木村沙織そして昨年夏に行われた「ワールドカップ」で大活躍し成長著しい古賀紗理那、宮下遥ら新たな選手を中心に4大会連続のオリンピック出場、さらには2大会連続オリンピックメダル獲得を狙う火の鳥NIPPON。
注目の初戦の相手は世界ランキング21位のペルー。1993年11月以降対ペルー戦は負けなしだが油断は禁物。名将・眞鍋政義
番組内容3
監督のもと、チーム一丸となって初戦勝利を目指す。
(世界ランキングは2015年10月現在/選手は2016年3月現在)
出演者
【解説】
川合俊一
竹下佳江
【実況】
竹下陽平(フジテレビアナウンサー)
【コートサイドリポート】
大林素子
【大会スペシャルナビサポーター】
Sexy Zone
【応援席MC】
宮澤智(フジテレビアナウンサー)
石井大裕(TBSアナウンサー)
スタッフ
【プロデューサー】
太田光史
【チーフディレクター】
落合祐輔
【大会テーマソング】
勝利の日まで/Sexy Zone
【制作】
フジテレビスポーツ部
ジャンル :
スポーツ – その他の球技
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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