1日で100万円集まり、資金調達成功!
昨日、深夜0時過ぎに前記事を公開。
日本の天文学プロジェクトチームはハワイにたどり着けるのか~1億円が出せて旅費80万円が出せない謎
午前10時前後から、Yahoo!トピックスに掲載されます。
正確には、Yahoo!トピックスのIT・科学欄です。
この影響から、記事PVだけでなく、クラウドファンディングサイトも閲覧が殺到。
11時40分ごろには、同サイトのサーバーがアクセス過多で見づらくなってしまいました。
※13時45分ごろ、復旧
記事の反響は後述するとして、このクラウドファンディングにも寄付が殺到。
Yahoo!トピックスの掲載は、Yahoo!編集部の権限によるもので、私は何もしていません。
それから、クラウドファンディングについても、私は一切、無関係であることはいうまでもありません。
あくまでも、取材させていただいただけです。
とは言え、このクラウドファンディングサイトの金額の推移、見ていてすごかったです。
※こういうの、選挙マニアならわかっていただけるでしょうか。
古屋准教授、お礼コメントを発表
古屋准教授は、資金調達の達成を受けて、クラウドファンディングサイトとTwitterに、お礼コメントを発表されました。
読者からの反響・1~科学研究費の活用
ここから、読者の反響をいくつかご紹介します。
多かったのが、科学研究費についてです。
すみません、これは私の筆力不足です。
このプロジェクト、JCM望遠鏡(利用については審査あり)の利用許可が出た時点で、科学研究費の申請はすでに締め切っていました。
しかも、科学研究費の審査は年1回。
それを待っていると、JCM望遠鏡を利用するタイミングを逃してしまいます。
そこで、国立天文台に依頼するも、ダメ。
そこで、クラウドファンディングで、という次第です。
読者からの反響・2~自己負担VS他己負担
旅費を誰が負担すべきか、は大きく分かれました。
まずは自己負担派から。
一方、国などが出すべき、とする意見も多数。
私は好きなことかどうかに関係なく、研究者なら旅費くらい出せないものか、と思います。
それが未来への投資につながるわけですし。
読者からの反響・3~大学のエアコンどうよ問題
学術研究の支出の少なさを示すエピソードとしてご紹介した、エアコンについても反響がありました。
古屋准教授はインタビューで、
熱中症になる学生が1%くらい
と回答しています。
1%か、大したことないな、と深く考えませんでしたが、これ、結構大きくありません?
受講不能で担ぎ込まれた学生が1%なのであって、倒れるところまでいかなくても、不快な思いをする学生はもっと多いはず。
教育環境としては、それでいいのでしょうか?
国立大はどこも、光熱費を減らしています。
省エネ・エコということもありますが、一番は経費節減。
大体のところは夏でも28度設定(PCサーバー室などは別で24度)。
ただ、稼働開始時期を明記した資料はまだ見つけていません。
福島大の「地球環境配慮のための実施計画」には、実施目的として、こんな話も。
この教育環境の是非は気になるので、今後も追いかけていく予定です。
まだ書き足りない気もしますが、大学ディープ紀行・第一弾は、ひとまずこれにて終わりです。
星形成史のクラウドファンディングは目標を達成しましたが、6月5日まで募集中です。
宇宙における星形成史を辿ってみたい!