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 東京都の舛添要一知事は17日、政治資金を私的な家族旅行に使用するなどしていた問題について改めて謝罪し、「週刊誌の報道以外にも色々な疑念や懸念、厳しい批判をいただいている。20日の定例会見で答えたい」と述べた。

 視察先の福島県庁で記者団の取材に応じた。舛添氏の政治資金問題をめぐっては17日、2014年の都知事選で舛添氏を支援した自民党の谷垣禎一幹事長が「猛省が必要だ」と批判し、公明党の山口那津男代表も「事実に基づいて説明責任を尽くすことが重要だ」と述べた。舛添氏は「両幹部の批判はしっかりと心に刻み、真摯(しんし)に反省しなければならない。重く厳しく受け止めて対応したい」と述べた。

 また、共産党都議団は同日、来月1日に都議会定例会が開会する前に臨時会を開いたり、委員会への出席を求めたりして、知事が都議会に説明する場を設けることを提案し、議長と副議長、各会派の幹部らに同意を呼びかけた。大山とも子幹事長は「本会議の質問では時間が限られる。真相究明と知事の責任を明確にする役割を議会が果たさないといけない」と説明した。

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