赤ちゃんの腕に似ているからと、子どもと並べて撮影するのが流行した「ちぎりパン」(関連記事)。ハッシュタグ「#我が子の最強ちぎりパン画像」では多くの投稿者が、セブン−イレブンの商品を用いていました。しかし、ちぎりパンはこの春リニューアル。切り込みが縦に入り、赤ちゃんらしくなくなってしまいました。
これは一大事! 赤ちゃんと比較してニヤニヤできなくなっちゃう! と、編集部はセブン−イレブンの広報に問い合わせました。まず同社では、5月10日より菓子パン全般のリニューアルを実施。デニッシュ・コッペパン・フランスパンの各種に適した小麦粉を用い、生地の品質を向上したそうです。
問題のちぎりパンのリニューアル意図は、「切れ目を縦に入れたほうが、クリームが見えておいしそうだから」とのこと。以前のちぎりパンは側面の切れ目からクリームが注入されており、外側からは中身が見えませんでした。現行バージョンの方が、チョコチップも見えて味が分かりやすいですし、確かにおいしそう。
Twitterで話題になっていたことは同社も把握していたそうですが、「今回のリニューアルとはもちろん無関係」と、笑いながら答えていただきました。
赤ちゃん感が減ったのは残念ですが、これも品質の向上を目指してのこと。Twitterには現行製品と我が子の比較画像を投稿している人もいますし、ちぎりパンはまだまだ愛されそうです。
(沓澤真二)
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