清原和博被告(48)が覚醒剤取締法違反罪に問われた事件では、覚醒剤を譲り渡したとされる男も多くを語らず、流通経路解明の難しさが浮き彫りになった。プロ野球を代表するスター選手だった被告は法廷で何を語るのか。雨の中、傍聴券を求める多くの人たちが列を作った。
「これでシャブ(覚醒剤)の密売組織は安泰だ」
20年以上にわたり密売にかかわったという暴力団元幹部は取材にそう話した。
清原和博被告の覚醒剤の入手先として、捜査当局は群馬県に住む小林和之被告(45)を摘発したが、その流通経路の全容解明には至っていない。小林被告は自身の初公判で、覚醒剤の仕入れ元を弁護人から問われたが、「言うのは怖い」として、詳細を明かさなかった。
「私の知る限りでも、小林被告に覚醒剤を流した暴力団関係者が複数いるのに」。元幹部の言葉には密売の流通経路を解明されなかったという安心感と自信がにじむ。
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朝日新聞社会部
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