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【文革半世紀】
文革に「一切触れるな」党通達 中国黙殺
一方で、当局は文革を懐かしむ左派の活動に対し比較的に寛容な態度を取っている。遼寧省大連市で14日、保守系政治団体が主導するデモ行進が行われ、少なくとも数千人が参加した。毛沢東の写真や語録を掲げ、文革で流行した毛や共産党を称賛する「紅歌」が次々と歌われた。
今の中国で、文革についての評価は党の掲げる否定論ではまとめきれない。文革を徹底的に批判し、習近平政権下で個人崇拝など、文革当時の同じ現象が復活しつつあることを警戒する改革派と、文革時代を肯定する保守派が対立している。改革派には知識人が多く、保守派は高度経済成長に取り残された貧しい層が多いという。
習政権は保守派を暗に支持しながらも、双方の対立深化による政治的混乱を避けようとしている。ある改革派知識人は「文革は共産党にとっての大きな負の遺産である、くさいものにふたをしなければならないという理由で、今の政権は文革を封印した」と語った。
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