ヒロイン芳根京子(前列中央)を囲む「べっぴんさん」の主要キャスト【拡大】
昨年8月に第1子男児を出産した新米ママが言葉を発するたび、会見場の空気がほっこりした。
「約20年前に大阪局制作の朝ドラ『走らんか!』に出させていただいた。20年の時の長さにクラクラする。私は(第1子が)息子なので、娘なのはうれしい」
戦後、神戸市に子供服専門店「ファミリア」を創業した実在の人物、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン、坂東すみれが9歳のときに亡くなる母はな役。ヒロインにとっての母性を表現するため、語りも兼ねる。
すみれの父親役の俳優、生瀬勝久(55)が「オーディションで遠藤憲一さんと最後まで残り、最終的には(兵庫・西宮出身で)関西弁がしゃべれると決まりました」と笑わせると、“出産後、連ドラでは初めての母親役”の抱負を聞かれた菅野も続いた。