清原被告の初公判を控えた16日の東京地裁前には、早くも報道陣が場所取りに集まっていた(撮影・早坂洋祐)【拡大】
★情状証人として佐々木氏が出廷
初公判には弁護側の情状証人として、元プロ野球選手で野球評論家の佐々木主浩氏(48)が出廷する。清原被告とは同学年で高校時代から親交があり、友人として人柄や今後の更生の可能性について証言するとみられる。事件は起訴状によると、清原被告が2月、東京都内の自宅マンションで覚醒剤を所持したほか、都内のホテル客室で使用したなどとしている。
★抽選券は日比谷公園で配布
初公判の傍聴抽選券は17日午前9時半ごろから午前11時まで、東京・日比谷公園の祝田門付近で配布される。通常は地裁内で配布するが、約20席の一般傍聴席を求め数千人規模の希望者が集まると予想され、同公園を使用する。清原被告と同じ法廷を使用した酒井法子元被告の初公判では、6615人が並び競争率は過去最高の330倍。ASKA元被告の初公判では2646人が並び126倍だった。
★特番なし?
清原被告の初公判は午後1時半開廷。多くの民放局は午後2時台のワイドショーで紹介し、それ以前から特番を組む予定はないという。フジテレビ、日本テレビ、テレビ朝日は「通常のワイドショーの中でニュースとして対応していく」と説明。TBSとテレビ東京は「番組内容に関しては事前に答えられない」としている。一方、NHKは「国会中継が入るので、特番の予定はない」と決めているという。