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過去の有名人の薬物事件では、歌手の酒井法子元被告(45)が09年10月の初公判で懲役1年6月の求刑、翌11月の判決公判で懲役1年6月、執行猶予3年の判決。歌手のASKA元被告(58)は、14年8月の初公判で懲役3年の求刑、翌9月の判決公判で懲役3年、執行猶予4年の判決だった。
しかし、田中氏は「芸能人なら著作権など収入を確保できる道があるが、清原被告は球界復帰も難しく、生活が荒れることが予測される」と、再犯の恐れが量刑を重くする可能性を指摘。元東京地検特捜部の若狭勝弁護士(59)も「再犯の恐れから懲役2年、執行猶予4年と、通常より重い判決となる可能性はある」と予測した。
清原被告は覚醒剤を14年8月ごろから、密売人とされる小林和之被告(45)=公判中=を通じて入手していたとされるが、使い始めた時期や経緯は分かっていない。自身の薬物使用に関してどのように語るのか、検察側が新事実を明らかにするのか、注目される。