１３日、愛知県春日井市で資源ごみの持ち去りを確認しようとした市の職員がドアにしがみついているのに、トラックを急発進させてふり落とし、けがをさせたとして、岐阜県大垣市の廃品回収業の男が、殺人未遂の疑いで逮捕されました。
容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは中国国籍で、岐阜県大垣市の廃品回収業、孫立権容疑者（４８）です。
警察によりますと、孫容疑者は、１３日の朝、春日井市石尾台で資源ごみの持ち去りの警戒にあたっていた市の４６歳の男性職員に呼び止められましたが、運転していたトラックを急発進させて、ドアにしがみついた職員をふり落として頭などにけがをさせたとして、殺人未遂の疑いがもたれています。
職員が覚えていた車のナンバープレートから、孫容疑者が関わった疑いのあることが分かったということです。
調べに対し、「殺すつもりはなかった」と容疑を否認しているということです。
警察によりますと、現場や周辺ではアルミ缶などの資源ごみの持ち去りが相次いでいることから、警察や市が警戒を強めています。