生徒とみだらな行為、免職 男性教諭、電話で隠蔽指示
宮城県教育委員会は16日、3月下旬に県内のホテルで教え子の女子生徒とみだらな行為をしたとして、県立高校の男性教諭(30)を懲戒免職処分にした。
県教委によると、元教諭は生徒が学校に相談した後、隠蔽しようと電話で口裏合わせを指示したり、手紙を送ったりしていたという。
高橋仁教育長は「生徒と適切な距離を保てなくなり、こうした事態が発生したことに非常に強い危機感を覚える。服務規律の徹底に取り組む」とのコメントを発表した。
また県教委は、仙台市のパチンコ店の景品交換所で前の客が取り忘れた現金2万円を盗んだとして、元中学校長の男性(56)を停職12カ月の懲戒処分とした。元校長は16日付で依願退職した。