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最終更新:2016年5月17日(火) 6時4分

大島議長、慰安婦合意「誠実に実行するべき」

大島議長、慰安婦合意「誠実に実行するべき」

 日韓両国の議会交流に先立ち、韓国の代表団の表敬を受けた大島衆院議長は、従軍慰安婦問題をめぐる両国政府間の合意を「誠実に実行していくべき」という考えを表明しました。

 「昨年暮れには、朴大統領と安倍総理のもとで、この慰安婦問題について最終的かつ不可逆的な解決という結果を見て、まだまだこれを私共も誠実に実行していかなければならないと思っている」(大島理森衆院議長)

 日韓両国の議長が団長を務める「日韓議会未来対話」に先立つ韓国側代表団の表敬の際に大島議長はこのように述べ、慰安婦問題の解決に向けた合意の実行に向け、議会としてもサポートしたいとの考えを明らかにしました。

 一方、韓国の鄭義和(チョン・ウィファ)国会議長は、この問題について直接触れませんでしたが、「共通に直面する課題について直接対話するのは非常に意味がある」と議会間の定例交流の意義を強調。また、今の国会で成立する見通しの「ヘイトスピーチ解消法案」について、「同胞が大きな関心を示している」と触れ、ヘイトスピーチ対策に向けた取り組みへの期待感も示しました。(17日02:07)

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