ありがとう人工知能。どのアパホテルでも社長に会える夢のサービス
ファン垂涎です。
先日開催されたスタートアップ企業のミートアップイベント、Slush Aisa。その一画になぜかアパホテルのフロントがありました。
アパホテルだ
フロントと言っても、あるのはディスプレイとマイク、そしてどことなく誰かに似ている女性Bot。「ハロー」と話しかけてみると、チェックイン手続きが始まりました。
今回は英語ですが、日本語にも対応。周囲が騒がしくても、ちゃんと聞き取れてます
実はこれ、Nextremerが開発した人工知能による対話システム「MINARAI」のデモンストレーションなんです。
Image via Nextremer
そしてみなさまお気づきのとおり、受付Botのモデルは、アパホテルの元谷芙美子社長。今回の協力をお願いしたところ、ノリノリでOKでしてくれたそうです。さすがアパホテル。
「MINARAI」の特徴は、人間と人工知能の協業。もしもBotと利用客の会話が破たんしてしまったら、中の人が引き継いで対応できるそうです(さすがに社長ではない)。
残念ながらこちらのデモはコンセプトで、法律の問題から現時点で実際に導入するのは難しいそうです。でも、そのうちどのアパに泊まっても社長に会える日がくるかも…?
source: Nextremer, Slush Asia
(斎藤真琴)