岡田斗司夫さん、堀江貴文さんによるSFアニメ企画「みんなのアニメプロジェクト」のクラウドファンディングが「CAMPFIRE」上で5月13日にスタートし、16日になって目標の150万円を達成しました。
同プロジェクトは「王立宇宙軍 オネアミスの翼」や「トップをねらえ!」のプロデューサーとして知られる岡田氏の「アマチュアだけでアニメーションを作れるのではないか」というアイデアを元に、2013年に「みんなのアニメ(仮)」として始動。SNS「pixiv」でイメージボードの募集を行うなど、ユーザー参加型の手法を提案し話題となりました(関連記事)。
同クラウドファンディングでは3分〜10分程度を予定している短編アニメ「ロケット男(ろけっとだん)」(仮題)用の制作費を募集。総監督を務める堀江さんは「なつのロケット団」というロケット製作団体に所属しており、同作では堀江氏自身をモデルとしたロケット作りを諦めきれない中年男性が主人公となるようです。
CAMPFIREページでは堀江さん本人による作品のプロットが公開されており、会社の財務担当者の裏切りにあい検察のターゲットにされ投獄された中年主人公がさまざまな困難にもめげず、最後は「クラウドファンディングなどを駆使してたくさんの人達からお金を集め、政府の支援はゼロの初めての衛星打ち上げる」というあらすじを読むことができます。
支援額のコースは2000円から30万円まで。中でも声優・主題歌オーディションに参加する権利が得られる1万円コースや、監督、絵コンテ、アニメーター、キャラクターデザインのオーディション権が得られる3万円コース(学生1万円)がユーザー参加型企画ならではとなっています。残り期間は65日。
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